家庭菜園ロゴ
「F1」は出荷用。自分で食べる家庭菜園には「固定種」のほうが向いています。

野口種苗ロゴ

野口種苗看板

※当店の看板の『火の鳥』は、故手塚治虫先生と(株)手塚プロの許諾を頂いています。 

野口種苗 最新トップページはこちらです。

[最終更新日/2009/2/7]
2008年分のトップページをこちらにまとめました。
春まきの種が少しずつ入り始めたので、発芽試験中です。確認できたものから販売開始します。
[2008.12.30]
3月末から発送担当をしてもらっている園部なつ子さんが、京都新聞「わかもん」欄で紹介されました。
[2008.12.21]
12月13日、無肥料栽培の「nicoの会」の人たちの助けを得て種採り用小かぶの母本選を行いました。
固定種のみやま小かぶは大きさがまちまち
広げた畑を耕耘する関野さん
生のまま無心でかじってる「おいしい?」って聞いたらコックリうなずいた
種採り用カブを外に移して耕耘する川越の金子さん
等間隔に並べて植付け
余った母本は持ち帰って食べました

ギックリ腰に苦しみながら書いた『ザ・フナイ』の校正用PDFゲラが、昨夜メール添付で届いた。便利な時代。
[2008.12.10]
11月下旬、10日間ほど、ギックリ腰で身動きとれなくなっていました。
サンスマイル/松浦さんの指圧のおかげもあり、ようやく歩けるようになりました。感謝です。

最近『いのちの種を未来に』のアマゾンでの売上ランクが上がっていたので「何があったのだろう」と思っていたら、
今日、12月2日付けの讀賣新聞が送られてきて、理由が判明しました。小さな記事でも大新聞の力って大きいですね。
[2008.12.4]
「種の話あれこれ」に、『女性自身』の《じつは危ない野菜のタネ》という記事に対する僕の見解を追加しました。
[2008.10.26]
今回の『女性自身』の記事騒動が、科学ライター松永和紀さんのブログと、
山崎農研のメールマガジン「電子耕」の編集後記で取り上げられています。
お会いしたことのある方からはご理解頂けていますが、もう週刊誌の取材はこりごりです。
[2008.11.1]

秋も深まり種の発送作業も一段落してきたので、ひさしぶりに講演を行います。
まず11月9日(日)13時より埼玉県三芳町のコピスみよしにて。
主催は2月18日のぼくの講演会を機に結成された、無肥料自然栽培を進める「nicoの会」のみなさん。
講演終了後、関野幸生さんたちとのパネルディスカッションも計画されていて、盛り沢山な内容です。
つぎは11月15日(土)午後2時〜4時、「カタログハウスの学校」東京校(渋谷)。
参加費(入場料)は、前者が500円、後者が1000円。定員はそれぞれ450人と150人です。
チケット予約とか詳細については、それぞれの主催者にお問合せ下さい。

ついでにお知らせ。間近になりましたが、飯能市の駿河台大学を会場に開催される
第16回全国雑木林会議in飯能の、10月19日分科会パネルディスカッションに、パネラーの一人として登壇します。
(会場に余裕があるので、当日飛び込み参加できます。分科会参加費500円は会場入口で)
[2008.10.15]


「読売新聞」9/22夕刊のコラム「コンパス」で紹介されました。
[2008.9.22]
「日本農業新聞」10/6号に「いのちの種を未来に」の書評が掲載されました。
[2008.10.13]
山崎農研メールマガジン「電子耕」第243号に、所長の安富六郎先生(東京農工大名誉教授)が、
「野口勲著『いのちの種を未来に』に思う」と題する<巻頭言>を書いてくださいました。中で、
「種の単一化は自然環境の安定な持続性と復元性を損ねることになる」というご指摘は重要です。
「この本は読者を引き込む力を持っている独創的な本である」に言葉に表せぬほど感激しました。
[2008.9.20]
「日本経済新聞」埼玉版コラム「埼玉のちから」で、うちの固定種販売が紹介されました。
[2008.9.17]
「日本農業新聞」9/13日号の別刷「NiNo」で、うちの「みやま小かぶ」が紹介されました。

[2008.9.13]

無肥料栽培グループ「nico」の方たちの手助けを得て、みやま小かぶ無肥料採種場の種まきを終えました。
地主の奥村さん所有のマメトラを操るのは明石さん。山間の傾斜地の小さな畑を、総勢9人で耕しました。

播種機は関野さんの独壇場。昨年暗くなるまでかかった作業も正午には終わり記念写真。(撮影は松浦さん)
[2008.9.12]


播種後10日目のみやま小かぶ。見事に一列縦隊で生えています。播種機の威力畏るべし。
[2008.9.23]
軽量鉄骨造りのオンボロ倉庫改造新店鋪に、待望の新しい「火の鳥」店頭看板が付きました。

飯能市吾野在住の鍛造作家・加成幸男さん制作のオリジナル・アイアン・フレームに、イルミネーションの
新製品、ネオン・ファイバーを取り付けたもので、制作は(株)ドリーム・ライト。施工は同飯能営業所さん。
9月10日から、夕方6時頃から夜11時頃まで、飯能市小瀬戸の漆黒の闇に、色鮮やかに羽ばたいています。
[2008.9.11]
著書『いのちの種を未来に』の書評が、種屋の業界紙「日本種苗新聞」9月1日号に、
関連取材記事が地元飯能の「日刊文化新聞」9月4日号に、それぞれ掲載されました。
[2008.9.4]
「大阪丸黄玉葱」が無くなったので、仕入先である奈良のナント種苗に追加発注をしたところ、
「採種元の大阪府蔬菜原種研究会に連絡したら、売れないので昨年から採種をやめたそうです。
従ってもう入手不能です」と言う。じゃ今年来た新種はいつの採種品だと聞くのも阿呆らしい。
「そりゃ困ったなぁ」と言ったら、「それと「今井早生」も昨年で採種打切り。もう入りません」
と言われて仰天した。甘く柔らかい、戦前の大阪を代表する黄大玉葱まで消えてしまうのか・・。
こうして固定種の美味玉葱品種が、貯蔵性重視のF1無精子症玉葱に負けて、どんどん滅んでゆく。
「今井早生黄大玉葱」は、93%発芽確認の種がまだ残っています。発芽するうちに自家採種して、
種の命をつないでやってください。特に大阪・瀬戸内海地方の方にお願いいたします。m(_ _)m
[2008.8.30]
Amazonから僕の『いのちの種を未来に』が消えてしまったと思ったので、
8/13日の記事を訂正しました。が、消えていませんでした。なんじゃい?
[2008.8.24]
昨日の葬儀も無事終わり、母がお骨になって戻ってきました。

飯能市長 沢辺瀞壱様はじめ大勢のご会葬者の皆様、ご多用中のところありがとうございました。
通夜の3時間前に著書『いのちの種を未来に』も無事届き、皆様にお持ち頂くことができました。
しかし、母の告別式当日が、初の著書の発行日になるとは、思いもよりませんでした。
[2008.8.23]

母 野口芳江儀かねてより病気療養中のところ 平成二十年八月十九日午前零時五十分
八十六歳をもって永眠いたしました 生前のご厚誼を深謝し 謹んでご通知申し上げます

追って通夜及び告別式を広域飯能斎場に於いて下記の通り執り行います
通 夜 八月二十一日 午後六時より
告別式 八月二十二日 午前九時三十分より

在りし日の母を囲んで・・・
[2008.8.19]


前号から『野菜の種、いまむかし』を連載している、学研「野菜だより」秋号が届きました。
一回分が見開き2ページずつなので、たいしたことも書けないのですが、種屋しか知らない
話題にも触れているので、読んでいただければ、野菜への理解が深まるかもしれません。

写真は、盛夏号(右)と、秋号(左)の、二回分の記事の、右ページだけを合成したものです。
[2008.8.18]
創森社より『いのちの種を未来に』の見本が3册届いた。早速一読したところ、大きな
誤植も見あたらず、ほっと一息。最初の読者に自分がなるというのは不思議な気分…。
1冊を校正用に手元に置き、1冊を店に、1冊を盆の入りなので祖父母の仏壇に供えた。

同封の連絡によると、盆明け後の21日に取次納品。22〜24日以後、大手書店に並ぶそう
です。近くに大型書店のない方は、書店に取り寄せを頼むか、ビーケーワン等の通販を
ご利用ください。(もちろん当店にも置きますが、通販の場合は、送料無料で配送する
ヤフーなどのほうがお得です。ただ、もしもご奇特にも署名入り本をご希望の方が
いらっしゃいましたら、その旨書いて当店にご注文頂ければ、署名してお送りします。
なんちゃって、字が下手でどう書いていいかわからないから、させないでくださいw)
[2008.8.13(8/23修正)]
7/30朝、菩提寺である小瀬戸新福寺の檀徒総代/宮下さんから電話がかかってきて、
「お宅のお墓が猪に荒らされて、大変なことになっている。すぐ来たほうがいい」と。
昨夜は母が危篤状態で、妹と二人で朝まで病院にいた。幸い熱が下がり小康状態に
なったので、自宅に帰ったところだったから、「おもしろそう。一緒に行く」という
妹と妻と三人で新福寺裏の共同墓地に行ってびっくり。なんと!100以上ある墓域の
中で、うちの墓だけがめちゃめちゃに掘り返されている。呆れて笑うしかなかった。

「お墓が汚いから早く直せ。っていうお母さんのお使いだ」と、言う妹の弁はともかく、
母がすぐ入らないまでも、このままじゃお盆が迎えられない。早速、前の店の隣の石屋に
来てもらい、翌日一日で直してもらった。まったくこの世は、何が起こるかわからない。

[2008.8.3]
引越のどさくさでご紹介が遅れていた、『野菜の種はこうして採ろう』をご紹介します。
著者の船越建明さんは、広島県農業ジーンバンクで、さまざまな種子の保存に努められて
います。作物が網羅され、自家採種のための栽培技術書としては、基本となる一冊です。
(2008/4 創森社刊 \1,500+税)

ぼくの初めての本も、いよいよ8月22日、この本と同じ価格で、創森社より出版されます。
本文を校了にしたばかりですが、易しく、おもしろい内容になったような気がしています。
小さな出版社の本なので、大型書店以外ではあまり目に触れる機会がないと思いますが、
農業や野菜に関心がある人必見の衝撃の書(?)です。『いのちの種を未来に』乞う御期待!
[2008.7.29]

ポプラ社発行の隔月刊ムック『「旬」がまるごと』9月号の『きゅうり』が送られて来ました。
キュウリだけで一冊というのはすごい。(これまでキャベツ、トマト、ネギ、タマネギが既刊)
ただ、僕が出ているのは、巻末近くの1ページで、キュウリとはそれほど関係ありませんw。
[2008.7.18]


『埼玉日報』の「いま埼玉を生きる」という連載取材記事の僕の回が送られて来ました。
[2008.7.15]

梅雨明けを思わせる暑さの7月12日、「山崎記念農業賞」授賞式に、出席してきました。

妻とともに、山崎農業研究所々長/安富六郎先生(東京農工大名誉教授)より表彰状をいただく。



いただいた表彰状と記念の盾。盾の文面は、以下の通りです。
「表彰状/埼玉県/野口のタネ 野口勲殿/地方野菜や伝統野菜は、個性的な形質を親から子へと
引き継ぎ、地方の食文化を豊かにしてきました。/野口のタネ・野口種苗研究所は、その固定種を
日本各地や世界に求め、維持増殖に努めると共に全国に販売し、それぞれの風土に生命力に満ちた
野菜の定着を進めてきました。/遺伝子組み換え・一代雑種の開発・普及が世界的に進み、品種の
単一化、栽培の画一化、味の均質化が進んでいる中、種子から農業や食べ物の本来の姿を提案して
います。/ここにその先導性と実行力に敬意を表し第33回山崎記念農業賞を贈呈します。(以下略)」
現実はともかく、僕の小さな理想の芽をしっかりと受け止めてくださいました。感謝の一語です。



表彰式後のご挨拶兼30分のミニ講演と、聞き入る山崎農業研究所会員の皆様。
農学博士や農業試験場OBの先生方を前にお話するのはこれが二度目。少し慣れました。
式に先立つ総会で、この表彰が会員の皆様のご寄付で続けられていることを知りました。
こんな素晴らしい賞が日本中の、他のどこにあるでしょう。本当にありがとうございます。


終了後、会場の北新宿生涯学習館前で山崎農研会員の皆様と記念写真。
僕の左は本日のメイン講師/長野県栄村前村長の高橋彦芳さん(会員)と、安富所長。
妻光子の右隣はお祝いの言葉をいただいたサンスマイル松浦さん。その右のお二人が
山崎記念農業賞選考委員の石川秀勇さんと、小泉浩郎(副所長/事務局長)さん(右端)。
表彰式後にコメントをいただく予定だった野菜種苗の権威、芦澤正和先生(会員)は、
会場がいつもの例会場から変更になっていたため、たどり着けませんでした。残念。
[2008.7.13]


山崎農業研究所の事務局の方から、今年度(第33回)の「山崎記念農業賞」が、
僕に決定した。と、いうご連絡を頂きましたので、ありがたくお受けしました。
世間的にはあまり知られていませんし、多分副賞などなにもない褒賞ですけど、
「アカデミズムやジャーナリズムの世界であまり大きく取り上げられていなくて
も、農業・農村や環境に有意義な活動を行い、成果を上げている個人や団体」を
表彰する。というこの賞の趣旨は、僕にとって、なによりうれしいご褒美です。
すべてこのHPをご覧頂いている皆様のおかげです。ありがとうございました。
[2008.6.27]
店鋪を移転しました。

4月中旬より5月末日まで一か月半がかりで、店鋪および住いを、引っ越ししました。
店の新住所(と言っても20年前まで住んでいた家と倉庫のある父の土地ですが)は、
〒357-0067 飯能市小瀬戸192-1。電話番号もFAXも、もちろんURLも変わりません。
6月より倉庫を改造したこの店で、インターネット販売を中心に営業いたします。
これを機に、農薬・肥料・ビニールなどの販売は停止します。純粋にタネだけです。

スタッフは、下の写真左より、小野地 悠君30才。僕の講演を立川・上福岡と2回も
聞いてくれ、「何か手伝えることありますか?」と、4月中旬ふらり訪ねてきてくれ
た、力持ちの好漢です。その右は園部なつ子さん22才。3月15日の「誰か発送を手伝
ってくれませんか」という僕のSOSで、隣町から来てくれました。二人とも西武沿線
住いで、天気の良い日は飯能駅から7kmの道のりを、自転車で通ってくれています。
次は野口光子57才と野口勲63才夫婦。右端は父の野口庄治(別名家嗣)93才です。
なお写真撮影は学研「野菜だより」8月号のために来られた鈴木忍(LOOP)さんです。

前の店の看板だった火の鳥の子供バージョンの絵は、店頭に納まらないので店の奥に
飾り、代わって大人バージョンの火の鳥(僕が編集担当した第一回の扉絵)と、33年
前、虫プロ出版部に入社して初めて手塚先生担当になった時、描いていただいた「鉄
腕アトム」の最初のコマの、大人になったアトムとウランを、左右に配置しました。
(原稿をもらった時、編集部内で「君がモデルだろう」と言われた思い出の作品です)
[2008.6.1]


コスモ石油発行の地球環境を考える雑誌『TERRE(テール)』13号が送られてきました。
僕と固定種のことが、見開き4ページで紹介されています。


記事の本文は、TERREホームページで全文読むことができますが、雑誌も、
同ホームページの注文フォームから申し込むと、無料で送ってもらえます。
[2008.4.1]

2月18日の講演をビデオテープからコピーしたDVDを、主催者に送っていただきました。
2時間強と長いのですが、種に興味のある方に1枚500円(送料別)で販売いたします。
(メールでお申込み下さい。但し手元に9枚しかありませんので、10枚目以後のご希望は
新たに複製した後の発送となりますので、時間の猶予をいただきます。ご了承下さい)
このビデオについては、著作権フリーといたしますので、ご覧になって、友人に見せたい
と想われた方は、自由にコピーしてくださって結構です。みなさんの話題にして下さい。

3月16日、丸一日でDVD6枚が買われていきました。ありがとうございます。m(_ _)m
追加は時間がかかると思っていたのですが、なんと今日、30枚が送られてきました。
新バージョンは、主催者挨拶や最後の質疑応答をカットして、講演部分だけに絞った、
全111分になっていました。ありがたいことですが、なんか素っ気無い気もしました。
[2008.3.17]


2年間発送を担当してくれていた地元S大学院のN嬢が、卒業後長野に帰ることになって
しまいました。(泣)来週の金曜日の発送作業が、わが野口種苗での最後の仕事となります。
2月に、友人の妹さんE嬢を紹介してくれたのですが、彼女も3月中しか働けないそうです。
僕一人では、また注文をこなせず、発送できなくなるクレーム地獄の日々が、間近です。
通勤できる人で、安い(時給750円)給料で週数日だけ働いてくれる方はいないでしょうか?
[2008.3.15]


2008年春の取扱い品目について
(お客様からのお問合せへのお返事)
−今作って頂いている春種リスト完成までのご参考に−
> 以前に種を買わせてもらった者です。
> 今年の春まき用の種の在庫状況を教えていただけないでしょうか?
>
> HPをのぞかせていただきましたが、2006年のままになっており、
> 今年は品切れの物も多いようなので、品切れの物、追加されている
> 物を教えていただけると助かります。

今日「丹波献上黒大豆」が入ってきたので、予約しておいた種は、
ほとんど揃いました。残るは生姜・里芋と一緒に4月に八街から
届く予定の「千葉半立落花生」ぐらいです。

予約していたけれど本年品切れで産地から入荷しなかった品目は、
「立石中長茄子」「越前水茄子」「早生電球茄子」「ペルー南瓜」
「とんぶり」ぐらいだと思いますが、なにぶん品目が多いので、
ご注文が入ってから捜していることが多いので、あまり出ない細
かいもので、発注もれの品があるかもしれません。
(数日前2005年のリストから「つるあり白金時菜豆」の種を注文
されてきた方がいて、やっと昨年からこの北海道産の煮豆が未発
注だったことを知りました。一事が万事こんな調子です)

2006年春のリスト以後新たに入荷した種は、「ひもとうがらし」
「ステラミニトマト」「銀手亡」「山ごぼう」「ハバネロ(昨年の
入荷ですが、リストに掲載できずご来店のお客様にしか知られな
かったので、残ってしまいました。唐辛子の種は寿命が長いので、
今年は入れておりません。赤とオレンジがあります)」「スープ
セロリ」「愛知早生冬瓜」「さんご貝割大根」「ツタンカーメン
の豌豆」それにヴィルモランが輸入停止になってしまったので、
お問い合わせが多かった「コリアンダー」を新たに入れたこと。
こんなところだと思います。
その他「大丸冬瓜」を今まで福井から入れていたのですが、お客様
から「丸くなかった」とか「発芽率が悪かった」とかクレームが
あったので、今年は福井のもの以外に岐阜と、タイからの輸入種を
それぞれ少量ずつ試しに入れてみました。うちの畑で育ててみて、
来年以後どれにするか決めたいと思っています。

なお2006年の注文フォームも作成途中でシーズンオフになってしま
ったので、春の扱い品目が全部は掲載されていません。例えば人参、
牛蒡、雑穀などが抜けております。
注文フォーム形式にはなっていませんが、2005年春の品目リスト
ほうが、取扱品目を網羅しております。ご参照いただければより多く
の取扱品目を見ることができます。

> お忙しいところ大変お手数をお掛けしますが、よろしくお願いいた
> します。

お問い合わせが多いので、ほぼ入荷したところで今年の入荷商品を
整理したいと思っていました。お問い合せありがとうございました。

 


ふじみ野市講演会
ふじみ野市での講演は立見を含め300人近くのお客様が、熱心に聞いてくださいました。
早速感想のメールを頂きましたので、掲載許可が頂ければ、ここに載せさせて頂きます。
[2008.2.20]

岡田 新太郎さんからのメール

はじめまして、僕は岡田新太郎といいます。
昨日の「種を考える」の講演会、とても感動しました。
僕は去年の12月から東京で、体も心も健康になりたいと思い、
友人達と緑化活動をしている者です。

それまで、植物なんか育てた事もない素人の集まりで、友人
達と、家の周りや多摩川の河川敷に種を撒いております。
活動を通して、種を植える楽しさや、芽を出して感動する喜
びに元気を貰っていたのですが、市販の種があまりにも高く、
行き詰まってしまい、種について友人達と色々調べていた時
に、近所の自然食品屋さんで「種を考える」のチラシを見て、
昨日の講演会に参加させていただきました。
F1種の話や、遺伝子操作の話、聞きたいと思っていた事を
聞く事が出来ました!
最後の無肥料農法の話なんて、感動して涙が出そうになり
ました。

いつか友人達とも、野口種苗研究所にも行きたいと思ってい
ます。その時はよろしくお願いします。
これからも元気で、頑張って下さい!
昨日の感動が、まだ余韻をひいて、ついついメールをして
しまいました。

澤田 季里さんからのメール

はじめまして澤田季里といいます。
昨日の「種を考える」会のスタッフのはしくれです。
二つのメーリングリストに感想を書き込みましたら
野口先生に講師としてきていただきたい旨の
メールを受信しました。

名古屋のM.Iさまと言う方です。先生のサイトを
ご紹介させていただきましたので、よろしくお願いいたします。

********************************
子育ち文化研究所
澤田季里
URL:http://e-kiri.net/
********************************

--------------------
澤田です。
お返事いただけて光栄です。
どうぞ氏名も公表していただいて結構です。
利用してください。

関野さんの畑の近くに住んでおります。
畑も見せていただきましたが、これからは
もっとしばしば見せて頂きたいと思っています。
久しぶりに歯ごたえのある面白い講演を聞かせて頂きました。
(後略・以下が添付のメーリングリスト投稿文です)
--------------------
「種を考える」のイベント終わる

立ち見の聴衆も出るほどの入りで、大成功だったイベント
事務局の総計が出ていませんが、300人にせまる参加者でした。

中国の「餃子ショック」の影響も大きいかな?と思うほど、食材に
関心を持つ人々が、緊迫している日本の食事情に関心を向けるには、
この事件の影響が反面教師の役割を果たしてるようです。

・地球上に増えすぎたヒト族の陥った食の問題
・種の問題は経済、政治レベルで考えられたこと
・F-1の怖さの理解→植物の生殖器官を操作してできた種
・母系優先には、ミトコンドリアの情報伝達が大きな役割を担って
 いる
・反面、現在の農家はF−1で経済を支えられている
・需要と供給の底にある、自然観の崩壊
・固定種、在来種で農業をすることのリスクをみんなが背負ってい
 く覚悟がなくては解決策は見えてこない

不ぞろいが本物
まがい物がまかり通るまがい物で作られた常識をどのように壊して
いったらいいのか?ここが問題です。

動物の大先輩は、植物です。その成り立ちとヒト族の成り立ち、ア
フリカのケニアから地球上に満ち溢れていった、人類の歴史を紐解
きながら、魚の卵子の代表をたらこにして、このたらこの大きさに
なるためのヒト族の卵子は、やく180万年さかのぼって、太古の
昔から、女性の卵子を集めなけければ、この大きさにはならない。
そして卵子がいのちの成り立ちの情報を伝えている、厳粛な事実と、
生命がこのように連綿と繋がってきた宇宙的なイメージを持って、
この歴史を知って行くことを示唆しながら野口氏は、語り始めまし
た。
現代の身の回りにおきているさまざまな事件や、社会現象は、すべ
てこの自然観から遊離した現代人の細胞に、勝手に組み込まれた、
「自然から遊離してしまったいのちに対する薄れた想い」からきて
いると思えてなりませんでした。

日本の第一次産業は、政府を操る大国(先進国)の思惑で、いかよ
うにもなっていけるような仕組みが見え隠れしているのを、見逃し
てはいけないのです。

実際この問題を考えていくにあたって、現代人の直面している、お
さな子を身篭り、生み出し、育んでいる人間のいのちのために、必
要な食材が化け学で操作されていくとは、神をも恐れぬ大きな罪で
あると言いたい。

いたいけな赤ちゃん達が当日も10人くらいは参加していました。
卵子と精子が受胎する時に、不安定な情報を消していく過程を話さ
れたとき、わたしたちヒト族の優先順位を先取りしていくために、
今から贅沢三昧な現代社会の生活水準を、徐々に引き下げていくた
めに、個々に何を我慢していくかを、再検討していかなくては、い
けないのだと痛感した次第です。

現代の農家さんが頼れない政府の間違った指導を、切り離して生き
残り戦術を模索しておられます。
実際、2代目、3代目の若い農家経営者達は、直接市民と繋がって
身近な地域の消費者と共に、家庭菜園を参加型に移行していきたい
と話しておられました。
2〜3日前に出会えた近所の農家さんに期待したいです。勿論少規
模の3坪の区画を今のわたしの体力なら参加させて頂きたいもので
す。

マクロビオティックの基本的な考え方は、日本の伝統食や今も地方
に息づいている郷土食の中にも守られ、伝えられています。

このいのちの緊急事態を、若者の本能が芽生えて本物の自然を取り
返すためには、こうしてスタッフの献身的なボランティア活動が、
これからも必要になってきています。
改革は、「よそ者、馬鹿者、若者」が成し遂げていくようです。
すべてをお金に換算してきた、戦後の政策を見直すために、末来を
創り上げていくエネルギーは、自然の営みの中にそのソフトが潜ん
でいることに気付いていけるいい機会でした。

呼びかけに参集してくださったみなさま、本当にありがとうござい
ます。

願い:これを機会に第2、第3弾の企画が進められますことを!

講演会終了後主催者の方たち(みんな若い!)と記念写真
焼き鳥屋さんを借り切って行われた30数人の懇親会
主催の方々は自然食で結ばれた一国一城の主と奥方たち
多くのスタッフの方々も本当にご苦労様でした

懇親会場手配の方(後ろ)と関野さん(左)と僕と松浦さん(右)
懇親会で下記の長谷川社長ともお話できました

 


2月18日(月)に、埼玉県ふじみ野市のココネ上福岡で、ひさしぶりに講演会を行います。
主催は、自然食品店や無肥料栽培農家の方々。一般消費者の方にも呼び掛けているようで、
多彩な会になりそうです。北海道の想いやりファームの長谷川社長も聞きに来られるとか。
また新しい出合いがありそうでわくわくしています。詳細は、松浦さんのHPをご覧下さい。

[追記]上記の講演会ですが、今日主催者のお一人の松浦さんが来られて言われるには、
「予約が250人を越えてしまった。まだ問い合わせがあるので、立見でよかったら」と、
お答えしているそうです。うーむ。日程調整中の方は、またの機会にお会いしましょう。
で、昨日、らでぃっしゅぼーやの生産者の会Radix事務局の成田さんが来られ、3月22日
東京家政大学板橋キャンパスで行われる『食の文化祭』(主催/東京家政大学・Radixの会)
でも講演することになりました。ただ、らでぃっしゅぼーやとRadixの会員以外は、参加費
(資料・試飲・試食代)2000円が必要だそうです。僕の講演会場の定員は、60人だそうです。
『食の文化祭』に関するお問合せは、Radix事務局の島田さんまで。[TEL 03-5399-4631]

大変申し訳ありません。「本文化祭は、参加者が制限されていまして、らでぃっしゅ会員、
 生産者、メーカー、大学関係者、ご招待客以外は基本的に参加できない こととなっています」
というご連絡をいただきました。このホームページをご覧になった方から「参加したい」と
いう希望を寄せられ方が何人かいらっしゃったようですが、上記の理由により、みなさん
お断りされたようです。いいかげんな情報を流してすみませんでした。[2008.2.28]


無肥料栽培のアロイトマトが品切になった頃、本家ポテンシャル農場のアロイトマトが届きました。
年末に一度届いたのですが、発芽率が10%台と低く、了解された一部の方にしか出せませんでした。
今度のは90%超ということですが、念のため現在発芽試験中です。確認でき次第、発送いたします。
ただ「とりあえず」ということで、全量で1dlしか入荷しませんでした。100粒数えると1.5mlなので
70袋弱しか作れません。お一人2袋までに限定させていただき、単価も500円とさせていただきます。
「だんだん味がねぼけてきたので、再度味の良いトマトを厳選した」新生バージョンだそうです。
[2008.2.6]
[追記]うちのメネミルでの発芽試験の結果は、40%でした。うーむ。前のものよりはましなので、
やはり低いけれどこれをお送りすることにしました。この旨事前にご了承下さい。[2008.2.15]


学研『野菜だより』春号が届いた。関野さんの無肥料栽培を紹介する取材記事が載っている。
野菜だより
発売は来週でしょうが、必見です。(後発雑誌は、さすが新しい切り口に力を入れています)
ぱらぱらと他の記事を見ていて、「種から育てる春野菜」の特集で、頭をかかえてしまった。
なんと今年入荷しないことが一昨日はっきりした「越前水茄子」が、うちのお薦め品種として
載っているではないか!(お薦めして袋を送っておきながら忘れていた)またこの後始末に忙殺
されるのか…と、暗転。昨年は、「万願寺唐辛子」で同じようなことがあった。(今年は入荷)
生産量も販売量も少ない固定種の種は、こうしたことが日常的に起こるので実にやりにくい。
今日も「カタログ送れ」という葉書が数通届いているが、カタログやリストを作って送ると、
入荷しなかった商品に責任とれないので、入荷が安定しない以上、とても作ることができない。
そういえば昨年暮に送られてきた「越前水茄子」の販売元のカタログには、「越前水茄子」も
「立石中長」も載っていたはずだが…と、よく見たら、一昨年来たのと同じ2007年版だった。
[2008.1.19]
[追記]北海道のお客様が来られ、「立石中長茄子」を昨年作ったが、売文句の「千両二号に酷似
したナスは一つも無く、全部長ナスになった」と。「味は柔らかくて美味しかったですけどね」
と、おっしゃったが、管理がずさんで、どれが立石の原種かわからなくなったのかもしれない。
[2008.2.15]


小正月を過ぎて、着々と日本全国から昨年採れた種が届き始めた。(でもまだ三分の一ぐらいだが)
発送担当アルバイトの西村嬢も、冬休み中の課題だった修士論文を終え、故郷でひいた風邪も治り、
本日より出勤。火曜と木曜の発送作業が、やっと今年も動き出した。彼女の大学院卒業まではこの
体制で発送できるが、今後就職が決まったら、春以後どうしよう?と、思っていたら、夜8時過ぎ、
一日分の仕事を終えて送っていく車の中で、「就職できなかったら、友達の世話で、隣市の博物館に
派遣で行くことだけ決まっている。派遣だからこのバイトとも両立できるし」と言うので、思わず
不謹慎にも「本当!うちとしては就職できないほうがいいなぁ」と、言ってしまった。ごめんなさい。
(2008.1.18)


今日、予約していた北陸の地方野菜の種が入荷してきたのですが、既にご注文がけっこう
入っていて、入荷をひたすら待っていた「越前水茄子」や「立石中長茄子」などが品切で、
「今年は無い」と言う。「来年なら入るのか?」と聞くと、「まだわからないが、もう採種
しないかもしれない」と言う返事。こうして、次々と貴重な固定種が消えていってしまう。
昨年は、好評いただいていたフランス・ヴィルモランの種が、輸入元であるみかど協和KKの
「夏以後販売停止します」という通知で、春の入荷を最後に入手不能となってしまった。 
「フランスの種屋の子会社になって、なんで親会社の種をやめちゃうんだ?」と、担当者に
訊ねても、「会社決定なのです。すみません」と言うばかり。要は、儲からなかったという
ことだろう。そりゃF1売っているほうが儲かるだろうけど、種屋の使命だってあるだろうに。
そんなわけで、固定種販売は、日々消えていく商品と、どこかに残っている商品を探し続ける
イタチごっこの日々なのです。今年新入荷した「ステラミニトマト」や「ひもとうがらし」も、
いつ買えなくなってしまうか誰にも解らないのです。ぜひ種を採ってください。[2008.1.17]


一年間更新が滞ってしまいました。本当に申し訳ありません。m(_ _;)m
注文フォーム作りを担っていた(うちでは一番新しい)パソコンのハードディスクが
認識されなくなってしまい、修理に出したのですが、いまだに還って来ないのです。

それを見るに見かねて、ホームページ制作会社に勤務される畠山千佳さんという方が、
「私に作らせて下さい」というメールを下さったのが、昨年10月のことでした。
11月には素晴らしい「秋まき野菜」の種リストを作っていただきましたが、ほとんど
播種期を過ぎておりましたので、春にいっしょにアップしようと寝かせておりました。
年末から新年にかけて少しずつ春まき野菜の種も入荷しつつありますが、まだ一部です。
秋野菜の中には菜っぱ類などのように春もまけるものがあり、年末年始のご注文の中には、
更新が止ったままの「2006年秋のリスト」からのご注文も少なからずありましたので、
年初めのご挨拶としてまずこの新しい
「秋まき野菜のご注文フォーム」を皆様にご覧いただく
ことにいたしました。WEB上で更新できるように作って下さったので、細かいデータ等は、
以後少しずつ手を入れて参ります。春のリストができるまでの間は、今まで通り2006年の
注文フォームからご注文いただければ、入荷済みのものからお送りいたします。


家庭の事情で昨年から少々ガタガタしております。今年は生活が大きく変わることになります。
その一端を今年の年賀状でご覧下さい。(移転の時期は、準備の都合上4月以後になります)


[2008.1.15]


日本全国の家庭菜園で、旬の美味しい伝統野菜を、安全に育てるお手伝いができるように。
…と、願って始めた 野口のタネ/野口種苗研究所のホームページです。
当地・飯能市は、東京近郊の中山間地帯という土地柄、お客さまの大半が家庭菜園の方々です。
1929(昭和4)年の創業以来70年余り、三代続いて自給用野菜作りのお手伝いをしてきました。
固定種の伝統を守りつつ、地方野菜もご紹介し、日本の食文化を復活したいと考えています。

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