紅菜苔

(ホンツァイタイ・コウサイタイ)
【アブラナ科の秋まき中国野菜。冬から早春に出る赤紫色の花茎を折り取って食べる。】
 油いために最も適し、おひたしや煮物にも向く。(加熱すると赤色が緑に変わる)
 原産地は、揚子江中流の武漢・武昌近く、沙湖のほとりという。
日本への初伝来は昭和14年(1939)だが、1970年代の日中国交回復後に、本格的に普及するようになった。
 播種適期は9月〜10月。うね間60cm、株間30cmに5〜6粒ずつ点播し、間引いて1〜2本立ちにする。冬期はうね間に敷きわらなどして防寒し、1〜3月頃出る3〜40本の花茎を収穫する。
 赤い色素のアントシアンは、寒さがますほど色濃く味をよくするが、寒冷地・積雪地での栽培は不向きである。

■紅菜苔種子(生産地/中国)の発芽試験 20007.3/実施
2000.7.6/発芽率90%確認(発芽勢強) by I.Noguchi

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