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タアツァイ |
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(搨菜/たあさい) | |||||||||
【アブラナ科の秋まき中国野菜。中高温期は立性だが、寒期は扁平となり地に広がる】 | |||||||||
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漢字は正しくは「土」偏。「ひしゃげた」とか「押しつぶされた」という意味がある。 原産地は中国華中地方。上海の特産という。昭和9年、並河功氏が、戦時中に篠原捨喜氏が、それぞれ導入し、群馬県農業試験場で改良されたものは如月菜・縮み雪菜になり、島根県農業試験場では、四月しろ菜の類とかけあわせて、ビタミン菜を誕生させた。 現在タアツァイとして流通している品種は、1970年代の日中国交回復後、普及した。 |
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周年栽培可能だが、9月に蒔き、寒さに合わせて扁平な大株になったものが最もおいしい。 通常ばら蒔きかすじ蒔きし、順次間引いて収穫しながら、株間20cmぐらいで1本立ちにする。 油とよく合うので、肉と一緒にいためたり、煮物、スープにしてもおいしい。 菜類中最もおいしいといわれるとともに、寒暑に非常に強いので、厳寒・酷暑の時重宝する貴重な葉ものである。 |
■タアツァイ種子(生産地/群馬)の発芽試験 20007.7/実施 |
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2000.7.9/発芽率94%確認(発芽勢強) by I.Noguchi
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〒357-0038 埼玉県飯能市仲町8-16 野口のタネ/野口種苗研究所 野口 勲
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