Green Giant Tomato / ナス科 Solanum lycopersicum
ドイツのトマトブリーダーReinhard Kraft氏によって2004年に紹介され、2007年より米国Seed Savers Exchangeを介して普及した。
ポテトリーフ型の果重400g位の大玉種。黄緑色の果皮色で完熟し、子室部分少なく、果肉がぎっしりと詰まって肉感豊かなビーフステーキタイプで、酸味と甘味のバランスがよく大変食味が良い。平地の高温多湿環境にやや弱く、割れやすいため雨よけ栽培に適する。本種は農薬・肥料不使用の自然栽培で採種したタネ。
そのまま生食やサラダの彩りに。厚めにスライスし、バジルを添え、エキストラバージンオリーブオイエルをかけるのがおすすめ。最も味の良いエアルームトマト品種の一つとして選ぶ人も多い。
3、4月(温床)5月(直播)
山梨県
2024年11月
80%以上
なし
なし
夏から秋。定植後90日型。
温床で3月中旬。冷床で4月中旬。露地播きは5月から。
25〜28℃
浅箱にスジまきする。スジ間隔6cm、種の間隔2cm位。
種子の厚みの2、3倍。発芽まで乾かさぬこと。
20〜25℃
一般のトマト栽培に準じ、脇芽を除去する一本仕立てで栽培する。乾燥し過ぎるとカルシウム吸収不足で尻腐れが出やすいので、敷き藁や灌水に注意する。 地下水位が高い排水不良の畑では病気が出やすい。
実付きがよく病気に強い株を選ぶ。完熟果を収穫し、器に種をもみ出し、2、3日発酵させ、水洗してから新聞紙に広げ、風通しの良い場所で乾燥させる。
長命種子の部類。(4年以上)
未熟果から採種すると休眠を示すことがある。
よく乾燥させ紙袋に包み、低温低湿度にて保管する。