Roma VF Tomato / ナス科 Solanum lycopersicum
米国農務省農業研究局が萎凋病、半身萎凋病に耐性のある品種として1950年代に育成。品種名のVFはバーティリシウム菌とフザリウム菌の頭文字。
加熱調理・缶詰用のプラム型赤色トマト。果重40〜80g位。皮がしっかりとしており水分が少ない。病害に強く、西半球で営利栽培される加工用品種の大半がこの系統と言われる。草丈が低くコンパクトな草姿のブッシュタイプ。
水分が少なく加熱調理、トマトソース、缶詰加工等に最適。
3、4月(温床)5月(直播)
埼玉県
2024年10月
80%以上
なし
なし
夏から秋。定植から85日。
温床で3月中旬。冷床で4月中旬。露地播きは5月から。
25〜28℃
浅箱にスジまきする。スジ間隔6cm、種の間隔2cm位。
種子の厚みの2、3倍。発芽まで乾かさぬこと。
20〜25℃
株間45〜60cm位で定植。芯止まり品種ですので、わき芽かきをしないで育てます。草丈80〜90cm位と低く誘引作業も不要。地這栽培の場合は、過繁茂になりやすいので、株間をやや広めに取ってください。
実付きがよく病気に強い株を選ぶ。完熟果を収穫し、器に種をもみ出し、2、3日発酵させ、水洗してから新聞紙に広げ、風通しの良い場所で乾燥させる。
長命種子の部類。(4年以上)
未熟果から採種すると休眠を示すことがある。
よく乾燥させ紙袋に包み、低温低湿度にて保管する。