Monarch Celeriac / セリ科 Apium graveolens var. rapaceum
栽培の起源は不明であるが1600年頃イタリア及びスイスの植物学者が最初に記載。その後ヨーロッパ各地に普及した。日本への渡来年代は不明でああるが『西洋蔬菜栽培法』(1873年)に「セルレアク」として記事がある。1937年頃長野県諏訪郡玉川村で優品が生産されていたという。
ヨーロッパでは一般的な野菜で肥大した根茎を食べます。セロリに似た風味ですが、香りは優しく食べやすいです。冷涼な気候を好み、大きく肥大すれば直径15cmになりますが、直径5~10cmで収穫しても美味しい根菜です。
スライスして生でサラダとして一般のセロリのように食べることができます。シンプルにローストしたり、シチューなどの煮物の具にすると香りがまろやかになり美味しくいただけます。
1月~3月(温床)、5月~6月
フランス
2024年11月
70%以上
なし
なし
10〜3月
1月~3月(温床)、5月~6月
セルトレー・ポット、または直播きで育苗し、株間25~40cm前後で育てます。(風通しを良くするため密植は避けて下さい。)根部が直径5cm程度まで肥大したら、根のまわりの土を取り除き頭部を露出させ、枯れた下葉を切ります。収穫適期は10~12月(1月~3月の温床播種の場合)、12~3月(5~6月播種の場合)です。5~6月播種の場合、収穫前に寒さが厳しくなればトンネルなどで保温すると良く育ちます。