Karayastubusa Chili Pepper / ナス科 Capsicum annuum
系統−久留米3号(肉太型)。黄色種×矮性鷹の爪により育成された品種。
草姿は開張性で草丈は低く、二次分枝の発生はほとんどない。果実は太く一果の重量は重く収量は最高に多い。色も鮮明で又比類のない辛味がある。本種はやや高温性で高温期間が長いほど赤熟果が多くなる。
果、種子共に辛味が強く、通常乾燥後粉末にし、香辛料として各種料理に利用します。
2〜4月(温床)5月(直播)
福岡県
2024年11月
75%以上
なし
チウラム剤粉衣1回
夏〜秋。
2〜4月(温床)5月(直播)
25〜30℃(要変温)、発芽可能温度15〜35℃
光線が当たらず、多少温度変化があったほうが良い。
タネが隠れ発芽までの2週間湿度がとれる程度。
25〜30℃。35℃以上になると着果・結実が悪くなる。
栽培の全期間を通じて果実を早く肥大させることが、品質のよいものを数多く生産する上での大切なポイント。1番花の開花苗を定植して初期の増収を図る。10a当りの収量が少ないので、育苗床は広めに面積をとり、分岐の発生を旺盛にし、着果を多くする必要がある。育苗は短期間に行い、肥料は元肥を主体に施し、追肥は6〜7月頃に1〜2回やる。Nが熟期まで残ると熟期が遅れ良品の歩留りが悪く辛味が減る。栽植本数は10a当り5,400本を基準にし、密植の場合は6,000〜6,500本とする。
完熟果を10日追熟し切開いて種を出す。水洗はしない。(種に触った手をそのままにしておくとかぶれることがある。触った後は手をよく水洗いしておくこと)
ナス科植物の中では比較的短命(2、3年)である。
完熟した種に休眠期は無い。
よく自然乾燥したら低温低湿度の場所に保管する。