Black Cherry Tomato / ナス科 Solanum lycopersicum
米国フロリダ州のTomato Grower's Supply Company設立者の故・Vincent Sapp氏が自然交雑したものから育成。2003年発表以来、全米で広く普及し好評を得ている。
深みのある紫茶色の果皮と果肉で、一果20g位の丸形ミニトマト。黒系トマト特有のコクと甘味のある複雑な風味で、小さくても大玉トマトのような充実感のある味わい。最も味の良いミニトマトとして選ぶファンも多い。収量性も良い。 本種は農薬・肥料不使用の自然栽培で採種した種子。
生食、サラダ、サンドイッチ等。
3、4月(温床)5月(直播)
茨城県
2024年12月
80%以上
なし
なし
夏から秋。定植から75日。
温床で3月中旬。冷床で4月中旬。露地播きは5月から。
20〜30℃(最低10℃〜最高35℃)
浅箱にスジまきする。スジ間隔6cm、種の間隔2cm位。
種子の厚みの2、3倍。発芽まで乾かさぬこと。
昼間25〜30℃、夜間10〜15℃。30℃以上で着果、肥大、着色が不良となり、35℃以上で花粉稔性が低下し落花を起こす。
箱播きした小苗をポットに移し、晩霜の心配がなくなったら露地に定植する。高糖度のトマトを作るには、雨よけなどして乾燥気味に管理し水分を控える。チッソが多すぎると樹勢が旺盛となり暴れやすい。あまり高温多湿でなければ、露地栽培も可。
実付きがよく病気に強い株を選ぶ。完熟果を収穫し、器に種をもみ出し、2〜3日発酵させ、水洗してから新聞紙に広げ、風通しの良い場所で乾燥させる。
長命種子の部類。(4年以上)
未熟果から採種すると休眠を示すことがある。
よく乾燥させ紙袋に包み、低温低湿度にて保管する。