Black Sesame ‘Maruemon’ / ゴマ科 Sesamum indicum
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構育成品種( 2010年農水省品種登録第20048号*海外持出禁止)。
草丈が低く、開花始め、成熟期がやや早い。病気にも強い。栽培適地は、南は鹿児島から北は岩手県と広く、在来種よりも収量が多く、寒冷地でも多収。セサミンをはじめとする機能性成分が普通のゴマより多く含まれる。
炒りゴマ、すりゴマ等。黒ゴマは油分が少なく搾油には適さない。セサミンは抗酸化防止に効果が高いことが報告されている。
5月中旬〜7月中旬
岩手県
2025年1月
85%以上
なし
なし
9〜10月。下部の早く成熟した朔果が2~3個ほど烈開を始めたら適期。
5月中旬〜7月中旬。
25〜30℃
畦幅60~70cm株間15cm程度とし、1株4~5粒播きとする
0.5〜1cm程度とごく浅めにし、軽く抑える程度に鎮圧する。
25〜35度
排水性の良い圃場を選ぶ。雨で土壌表面が固まると発芽率が低下するので降雨予報を注視して播種日を決定する。マルチ栽培では9215の穴あき黒マルチが便利。さやが黄色または褐色になり、下のほうのさやが弾けはじめたら、種がこぼれないように株元で刈り取る。5~15株をやや緩く結束し、朔果を上向きにして立てかけサヤが茶色に乾燥するまで、軒下やビニールハウス内などで1週間程度天日乾燥する。
唐箕による風選や、ふるい選別などを組み合わせて行い、調製する。 *農研機構が育成した登録品種については、種苗更新が奨励されていますが、自己の農業経営で行う農作物の生産を目的にした増殖の場合、品種の特性を損なわないように適切に管理・利用すること等下記【遵守事項】を条件に無償で許諾されています。許諾に伴う手続きは不要ですが、自家用の栽培向け増殖を行った時点で、下記【遵守事項】に同意したものとみなされます。この許諾は自家用の栽培向け増殖に係るものであり、増殖した種苗の他者への譲渡(有償・無償に関わらず)を許諾されるものではありませんのでご注意下さい。【遵守事項】https://www.naro.go.jp/collab/breed/permission/index.html#junshu
1〜3年。
収穫後しばらく休眠を示すことがある。完熟し乾燥した後は無い。
低温低湿度で保存する。