Kaho Watermelon / ウリ科 Citrullus lanatus
大正時代に中国から伝来。1917年千葉園芸高等学校の留学生が雲南から持ち込んだ種子が校内で試験栽培され、教員が留学生の名前(繆嘉祥氏)の一文字を取り「嘉宝」と命名した。上海で浜瓜と呼ばれていた西瓜と同種。育種素材としてF1黄こだま西瓜に美味しい黄肉を提供。
果は長楕円型のやや小型で、平均1.5kg前後。果皮は薄く、淡緑地に濃緑の網斑を帯びています。果肉は橙黄色で肉質よく、風味があります。
生食。種を煎って食用にする国も多い。
3〜4月(温床)、5月(露地)
奈良県
2024年10月
80%以上
なし
塩基性塩化銅・食酢浸漬各1回
花落ち25日位で完熟します。
直播きは4月下旬から。育苗の場合は3、4月まき。
25〜30℃
1ケ所3粒ずつ点播。
1、2cm。嫌光性種子なので確実に覆土する。
25〜35℃
畦巾2.4m株間1.5m位、床蒔の場合は本葉2~3枚の頃定植します。
完熟果を一週間追熟させ網の上で水洗いし天日乾燥する。 (普通は完熟した物を食べてタネを吐き出し、水洗いした後天日乾燥します)
4年以上。(長命種子の代表で寿命10年とも言う)
西瓜種子は採種後しばらく休眠を表すことがある。
よく乾燥しお茶の缶に乾燥剤と共に入れ冷蔵庫に。