Kuwanoki Pole Bean / マメ科 Phaseolus vulgaris L.
岐阜県山県郡美山町原地区の産。生長している木(桑の木等)につたわせて栽培したことが名の由来。
岐阜県の標高250m程度のかつて養蚕が盛んだった地域で栽培されてきたインゲン。つるあり、すじなしの平莢種で、柔らかいのが特徴。莢は濃紫の縞が入る独特の外観で、熱を通すと鮮やかな緑色に変わる。
種子が大きくなってから収穫し、莢のまま食す。煮物、特に椎茸まぜてしょうゆのから煮が美味い。また、まぜご飯等により一層おいしい。
7、8月
岐阜県
2024年11月
80%以上
なし
なし
10月(霜が降りるまで)。
7、8月。(収穫期が異常高温にかからないよう)
18〜30℃
1.2m幅の畝に1条、2m幅の畝に2条、株間45cmとし、1か所に4、5粒まき。
タネが完全に隠れ、発芽まで水分保持ができるように。
15〜30℃
本葉1枚頃に1ヶ所2本立ちにして、2m以上の支柱を立て、つるを巻き付かせ、登らせて栽培する。
莢がカラカラになるまで完熟させ、豆を取り出して日陰で充分乾燥する。豆科植物は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。また、F1種も、今のところ世界中で販売されていない。
大豆ほどではないがマメ科植物は1、2年と短命な物が多い。
ない。
虫が中にいることがあるので、ビンや缶に入れ、冷蔵庫に。