Upland Rice Kahei / イネ科 Oryza sativa
鹿児島県始良郡溝辺村在来「嘉平衛籾」を鹿児島県農試が比較栽培試験を行い系統分離、昭和元年同県奨励品種に採用し「嘉平」と命名。
本種は、農林24号よりもやや晩生で草丈が高い。稲は畑で栽培すると玄米のたんぱく質含量が高くなり、干ばつによる登熟不良も加わり米飯食味が劣化する。そのため水稲米に比べ著しく食味が劣るので国内では栽培が少ない。現在陸稲は国内稲作面積の1%以下だが、世界では6分の1を占めるという。
米飯、上新粉など。農林24号よりも大粒で食味は良い。
4月下旬〜6月上旬(水稲と比べ低温でも発芽が揃いやすい)
埼玉県
2025年12月
70%以上
なし
なし
秋9、10月
4月下旬〜6月上旬(水稲と比べ低温でも発芽が揃いやすい)
20〜30℃
苗床に播種する移植栽培または直播。直播の場合は条蒔きが一般的。
5mm位(種籾の厚さと同じくらい)。ヒメコガネの幼虫に注意。
平均気温26℃以上
他の野菜と比べ酸性土壌を好むので、石灰などは施さない。直播の場合は、条間約60cmですじ蒔きし、芽が出たら密になっているところを間引いて、30cm間隔に4、5本くらいになるようにする。移植法の場合は、株間約20cmの2本植えでも良い。移植法の方が分けつ、生長、収量に優れると言われる。(『自然農・栽培の手引き』による)住宅地近郊の畑では鳥の食害に注意する。ミナミネグサレセンチュウが増えるため後作でサトイモは作らない方が良い。逆にゴボウの連作障害は軽減される。
稲刈り後、脱穀、乾燥して種モミにする。出穂と登熟は水稲と比べ圃場内でバラツキやすいので、未熟な籾が混ざらぬよう注意する。平均気温15℃を下回るとそれ以降収穫を遅らせても登熟は進まない。
常温では1年程度と短い。冷暗所なら数年保管できる。
浅い。(従って結実途中に雨にあたって発芽することもある)
低温低湿度の冷暗所に保存する。