Carolina Cross Watermelon / ウリ科 Citrullus lanatus
アメリカのコンテスト用巨大西瓜、カロライナ・クロスを導入し、ナント種苗が「でぇらい西瓜」と名付けて2009年より販売開始した。
重さ50~100キロにもなる超巨大西瓜。草勢強く栽培容易だが食用には不向き。農産物直売所の店頭飾りやオブジェ、コンテスト用に。(「でぇらい」とは「どえらい」「大きい」の意味)
コンテスト用。果肉は食用には不向きというが、米バーピー社のサイトには「カロライナ・クロス超巨大(味)デリシャス」と書いてある…。(種が高価なので交雑に注意して自家採種し、種を生産するのが最も経済価値が高いかも…)
3〜4月(温床)、5月(露地)
長野県
2024年9月
80%以上
なし
塩基性塩化銅・食酢浸漬各1回
盛夏から初秋。
温床蒔きで3月、直播きの場合5月から。
25〜30℃
直播きは地温を高めウリバエを防ぐためポリキャップを。
1~2cm。嫌光性種子なので、確実に覆土する。
25〜35℃
極めて丈夫なので接木の必要はない。栽植密度は1株あたり5平方m以上とし、畝巾5m、株間3mで1株1果どりとする。親ツル摘芯後は放任栽培で育てる。着果節位は25節以上30節ぐらいで。これより元に着いた実は除去する。着果後は肥料切れさせないよう数回追肥して草勢を強く保つ。
ウリ科野菜は他家受粉性が強いので、交雑に注意。(早朝、開花して虫が交配する前に同系統の雄花を採って受粉させる)熟したら良果を追熟させ、割って得た種を天日乾燥する。
長命種子の代表である。(5年以上。時に10年)
ない
乾燥した冷暗所で保存する。