New Yamato 2 Watermelon / ウリ科 Citrullus lanatus Matsui.et Nakai
奈良農試が縞のない「大和」とアメリカから来た原名不詳の縞皮西瓜「甘露」との「F1新大和」(1929)から固定。1935年育成発表。
縞皮で果肉は鮮紅色。大玉の固定種西瓜。果重5~6㎏の腰高球。タンソ病やツルワレ病に強く作りやすい。果皮硬く輸送性もある。その後の縞皮交配品種の重要な祖先の一つ。
生食。タネを煎って食べることもできるが、それより美味しかった西瓜は、種を採って翌年まきましょう。親と同じ美味しい西瓜ができるのが、固定種の利点。
3〜4月(温床)、5月(露地)
タイ
2024年10月
80%以上
なし
なし
盛夏~9月。着果(受粉)後晴天50日程度で完熟。
直播きの場合5~6月。
25〜30℃
直播きは地温を高めウリバエを防ぐためポリキャップを。
1~2cm。嫌光性種子なので、確実に覆土する。
昼間25〜28℃、夜間18〜20℃
畝幅2.5m、株間1.5mくらい。元肥に堆肥を施し、追肥はピンポン玉くらいに育ってから行う。原産地がアフリカの沙漠地帯なので雨を嫌う。自根で栽培すると6年連作を嫌う。
熟した西瓜を追熟させ、食べて出した種を乾燥する。
長命種子の代表である。(5年以上)
ない
乾燥した冷暗所で保存する。