Tenchoha makuwa-uri Melon / ウリ科 Cucumis melo var. microspermus
マクワウリは、インドまたはアフリカ原産。日本には弥生時代に中国より渡来。本種は自然農法国際研究開発センターが導入し改良。
中国伝統のマクワウリより選抜固定。果実の形状は短楕円形で、外皮に濃緑の縞模様が入る。果肉は淡緑色で水気が多く、香気に富みサクサクした歯触りと爽やかな風味がある。草勢強くたくさん着果する。
生食用。
5月(直播)
長野県
2024年10月
85%以上
なし
なし
盛夏。
直播きは4月中旬以後。(移植に比較的弱いので直播きが良い)
15℃以上(25〜30℃が最適)
15cm以上の高畝(鞍)に3、4粒ず播きポリキャップで覆う。
薄く。
25〜30℃
畝間2m株間1m。発芽後間引いて1本にし、本葉4,5枚で摘心し、子蔓三本仕立にすると、孫蔓に雌花が付く。F1ハウスメロンと異なり、トンネル不要で露地でよく育つ。ヘタ周りに離層が半分以上まわった頃が収穫適期。(ハウスメロンに比べ追熟がきかないので、必ず畑で熟してから収穫する)
他花受粉性なので交雑しやすい。特にシロウリや他のメロンと簡単に交雑するので、採種したい雌花が蕾の時に袋かけしておき、開花した午前中に他株の雄花を取って受粉する。
ウリ類は比較的長寿命(4、5年)である。
マクワウリは採種後しばらく休眠することがあるという。
採種後水洗して日陰で乾燥し低温低湿度の場所に保管。