Asamurasaki Black Rice / イネ科 Oryza sativa
平成8年東北農試育成。バリ島の紫黒米に日本稲を交配し、選抜を繰返して育成された。
紫黒米モチ品種。「朝紫」の名は我が国で始めて育成された紫黒米であることに由来。熟期は「あきたこまち」と同程度。従来より栽培されている黒米より多収。
もち米で粘りが強いので赤飯、おにぎり、おはぎ、ちまき等が一般的。黒いアントシアニン系色素は玄米のヌカ層にのみ存在するので完全に搗精米すると白色となる。中国では古くから薬膳料理として用いられてきた。
4〜5月
岩手県
2023年12月
75%以上
なし
なし
秋9月
4月中旬〜5月
30〜35℃
10〜14日吸水(積算で100℃/日)後30℃室温で1日芽出し
5mm位(種籾の厚さと同じくらい)。
平均気温26℃以上
耐冷性がやや弱いので、冷害の発生し易い地帯での栽培は避ける。葉いもちには強いが穂いもちには弱いので穂いもちの防除に留意する。一般米との交雑に注意する。
稲刈り後、脱穀、乾燥して種モミにする。
常温では1年程度と短い。冷暗所なら数年保管できる。
ない(従って結実途中で雨にあたって発芽することも)
呼吸ができるよう紙袋のまま冷暗所に保存する。