Upland Rice Norin 24 Uruchi / イネ科 Oryza sativa
*天候等の影響により入荷量が少なかったため、小袋規格のみの販売とさせていただきます。ご了承のほどお願い申し上げます。
稲は畑で栽培すると玄米のたんぱく質含量が高くなり、干ばつによる登熟不良も加わり米飯食味が劣化する。そのため水稲米に比べ著しく食味が劣るので国内では栽培が少ない。現在陸稲は国内稲作面積の1%以下だが、世界で6分の1を占めるという。本種は関東地方や西日本で比較的広く栽培された主要うるち品種。うるち陸稲品種はこれまで26種が育成され農水省に品種登録されている。本種の栽培面積は1960年には約12,000haに達した。
耐干性があり水の入りにくい中山間地や畑地でも栽培ができる稲。水稲と比べると陸稲のうるち米はパサパサして食味が劣るので、陸稲ではもち米が作られることが多い。
米飯。上新粉にして団子や煎餅に使われることが多い。
5月〜6月上旬
岐阜県
2024年10月
70%以上
なし
なし
秋9、10月
5月〜6月上旬
20〜30℃
水稲と同じように苗床に播種する移植栽培または直播。直播の場合はムギの条蒔きと同じようにまくのが一般的。
5mm位(種籾の厚さと同じくらい)。
平均気温26℃以上
他の野菜と比べ酸性土壌を好むので、石灰などは施さない。直播の場合は、条間約60cmですじ蒔きし、芽が出たら密になっているところを間引いて、30cm間隔に4、5本くらいになるようにする。移植法の場合は、株間約20cmの2本植えでも良い。移植法の方が分けつ、生長、収量に優れると言われる。(『自然農・栽培の手引き』による)ミナミネグサレセンチュウが増えるため後作にサトイモは作らない方が良い。逆にゴボウの連作障害は軽減される。
稲刈り後、脱穀、乾燥して種モミにする。出穂と登熟は水稲と比べ圃場内でバラツキやすいので、未熟な籾が混ざらぬよう注意する。平均気温15℃を下回るとそれ以降収穫を遅らせても登熟は進まない。
常温では1年程度と短い。冷暗所なら数年保管できる。
浅い。(従って結実途中に雨にあたって発芽することもある)
低温低湿度の冷暗所に保存する。