Mid Leaved Shungiku / キク科 Glebionis coronaria
地中海沿岸原産。中国で食用に栽培され、我が国への渡来は鎌倉時代とも室町時代ともいう。
葉の切れ込みが細かい「中葉春菊」は、香りが濃く主に関東を中心に好まれる。(関西は大葉が好み)葉を摘みながら長期間収穫できる。
おひたし。和え物。天ぷら。鍋物など。
春、秋
デンマーク
2024年6月
50%以上
なし
なし
周年。(冬期は霜除けが必要)
3月~11月。(春まきはトウ立ちしやすい)
15〜20℃、最低温度10℃、上限は35℃
畝幅15cm程度で種が重なる程度にスジまきする。
好光性種子なので浅く。種子がかろうじて隠れる程度。
15〜20℃。夏季30℃以下、冬季5℃以上を保てば栽培可。
移植に適さないので直播き栽培とする。乾燥しない程度に乾き具合をみながら灌水するが、大きくなってからの頭上灌水は病気の発生や倒伏の危険があるので、株元に潅水する。露地では霜害に注意。高温期、抽苔期は注意を要するが、生育スピードが早く周年を通じて栽培容易である。
長日条件下で花芽分化が生じ、分化後は高温長日で抽苔が促進される。黄色のきれいな花を咲かせ(5月頃)、登熟後刈り取り、網袋などに入れて風通しの良い場所で乾燥する。
淡褐色で重さも充実した種は2年以上高発芽率を保つ。
採種後2ヶ月程休眠する。このため9月以前は前年の種を使う。
充分乾燥し、冷蔵庫など低温低湿度下で保存する。