Otafuku Shungiku Chrysanthemum / キク科 Glebionis coronaria
厚肉で揃いの良い晩抽性の優良種。葉は淡緑色の極大葉で欠刻浅く、外観は金せん花の葉に似てよく揃う。圧肉柔軟で香気に富む。草姿は半立性で、揃いがよく出荷調整が楽である。生育は初期より旺盛で、側枝の分岐性も高く、市場性の高い荷姿となる。耐暑、耐寒性が強くハウスの周年栽培に最適。
鍋物に最適。
春、秋
福岡県
2024年5月
50%以上
なし
キャプタン・チウラム剤粉衣1回
春、秋
15〜20℃、最低温度10℃、上限は35℃
薄く
5〜20℃。夏季30℃以下、冬季5℃以上を保てば栽培可。
覆土を薄くして発芽を揃え、適宣、間引きをする。施肥は元肥主力で、早めに整地・畝立てをする。ハウスやトンネル栽培では、高温多湿にならぬよう、換気に注意する。雨の多い多湿期の栽培では、生育初期から病害の予防に努める。
長日条件下で花芽分化が生じ、分化後は高温長日で抽苔が促進される。黄色のきれいな花を咲かせ(5月頃)、登熟後刈り取り、網袋などに入れて風通しの良い場所で乾燥する。