Oats / イネ科 Avena sativa
ユーラシア大陸原産で有史以前から栽培されていた。
別名オート(Oat)ムギまたはカラスムギ。乾草にして家畜の飼料や、線中予防効果があることから、緑肥や土壌改良に用いられることが多い。品種は早生種「スワン」。
「イングランドでは普通馬の飼料であるが、スコットランドでは人の食料」という皮肉家サミュエル・ジョンソンの定義がある。スコットランドの食料としてはオートミールが有名。グルテンを持たないのでビスケットなどに。
春、秋
アメリカ
2023年12月
80%以上
なし
チウラム剤、イミダクロプリド各 1回
3月上旬~5月下旬、8月下旬~9月中旬、10月中旬~11月上旬
10〜15℃
バラまき。スジまき。
3〜5cm。覆土後鎮圧して土と種を密着させる。
3、4℃〜25℃
冬の寒さが厳しくなく、夏の降雨が多く、冷涼で湿気の多い気候が適す(高温乾燥地は不適)。土質はあまり選ばない。栽培は容易で、中耕除草、1回の培土くらいでよい。鉢に蒔いて芽が出たものは「ネコの食べる草」と称して園芸店やペットショップで売られている。
刈りとり後脱穀。よく乾燥し充実した種実を選ぶ。
常温保存の採種1年後でもけっこう発芽する。稲よりは長い。
高温期1〜3か月程度。
お茶の缶等に入れ、低温低湿度の場所に保管する。