Shizuka Head Lettuce / キク科 Lactuca sativa
結球性の安定した「サリナス」選抜系と圃場適応性が高く味が良い「カルマーCalmar」選抜系を交雑し、濃緑で耐暑性が強く結球性の良いものの選抜を重ね、1987年発表。横浜植木株式会社育成品種。
サリナス×カルマー系の極早生で、球の大きさは大きい。球の形は豊円形で葉重型。多汁質で食味が特に優れる。葉色がしっかりとした濃緑色で、シャキシャキとした食感がある。
サラダに最適だが、炒めたり味噌汁の実にしてもおいしい。
3〜4月、8月下旬〜9月
チリ
2024年5月
80%以上
なし
なし
3〜4月、8月下旬〜9月
15~20℃、最低温度4℃、上限25℃(25℃以上になると休眠に入る)
高温期は冷蔵庫に1週間程度入れ、低温に遭わせて休眠打破してまくとよい。
好光性種子のため覆土は浅めが良い。土は薄くかけ、発芽まで乾かさない。
18~23℃前後
長日植物。高温長日条件によって花芽分化、抽苔が進む。レタスの仲間は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。開花後、タンポポと同じように綿毛が出てある程度枯れかかったら刈り取り、防虫網などに包み風通しの良い軒下で乾燥させる。よく乾燥したら揉みほぐして種子を取り出し、風選して夾雑物を飛ばす。
4、5年と比較的長いが高温下での二次休眠に要注意。
種子は高温下では休眠する。(冷蔵処理で休眠打破できる)
レタスのタネは高温期二次休眠に入り、発芽しないことがあるので、播種期まで冷蔵庫で低温保存してください。