Shinano 1 Buckwheat / タデ科 Fagopyrum esculentum Moench
信濃一号は、昭和19年(1944)に長野県農業試験場桔梗ケ原分場が、福島在来系統から選抜固定した。
信州で栽培されてきた秋そばの代表種「信濃一号」。夏型と秋型の中間型で粒は濃褐色。播種期の巾が最も広く、品質的にも評価が高い。まいて1か月ぐらいから長期間開花し、2か月半ぐらいで収穫できます。
種実を製粉し蕎麦、ソバがき等。モヤシ栽培する時は、日に当てて育てると種殻が外れ易い。成長した葉を野菜として食べても良い。
8月中下旬
アメリカ
2024年1月
80%以上
なし
なし
晩秋(播種後30日で開花。約80日で収穫)
8月中下旬
20〜30℃
スジまき。またはバラまき。
2〜5cm (ソバは三角の種の一角埋まっていれば生えるといわれている)
冷涼を好むが霜に弱い
そばは水に弱いので、土壌水分の多い場所には作付けしない。早い時期にまいたり窒素過多だと、茎葉ばかり伸び開花期が遅れる。霜に弱いので初霜までに収穫する。
前年とれた玄ソバを使用する。虫媒花の他家受粉性作物のため自然交雑しやすいので、周囲のソバと交雑しないよう注意する。地域内では同一品種を栽培することが望ましい。他品種の圃場から250m以上の隔離が必要。
2〜5年。(低温低湿度で保管の場合)
不詳。
よく乾燥させ、低温低湿度の冷暗所に保管する。