'Akachima' Korean Leaf Lettuce / キク科 Lactuca sativa L.
かきちしゃは古くから日本に渡来していた。本種はトキタ種苗が韓国から導入。
赤かきチシャ。チマサンチュの赤。草姿は立性で、茎が40〜50cmに伸びたら下から順に葉をかいて食用にする。草勢強く生育早く2か月弱で収穫開始となる。一般のサニーレタスより大株になるので株間を27cm程度とする。
葉質は柔らかく、サラダとして利用しますが、肉を巻くなどして焼肉といっしょに食べると、いっそう味が引き立ちます。
春、秋
中国
2024年5月
80%以上
なし
チウラム剤粉衣1回
春蒔きで5、6月。秋蒔きで10、11月。
春3、4月。秋8、9月。(初夏蒔きは抽苔する)
15~20℃、最低温度4℃、上限25℃(25℃以上になると休眠に入る)
一条5cm間隔に箱まき。直播きは30cm間隔に点播。
好光性種子のため覆土は浅めが良い。細かいので覆土せず、土とよく馴染むよう押える程度。発芽まで乾かさない。
18~23℃前後
直まきは一ケ所5粒まき。本葉4、5枚までに間引く。移植は、本葉5枚の若苗で30cm間隔に定植する。常温で保管すると高温期は二次休眠をおこして発芽しないので、あらかじめ冷蔵処理してから蒔くとよい。
長日植物。高温長日条件によって花芽分化、抽苔が進む。レタスの仲間は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。開花後、タンポポと同じように綿毛が出てある程度枯れかかったら刈り取り、防虫網などに包み風通しの良い軒下で乾燥させる。よく乾燥したら揉みほぐして種子を取り出し、風選して夾雑物を飛ばす。
4、5年と比較的長いが高温下での二次休眠に要注意。
高温下では休眠する。(翌夏も二次休眠が起りやすい)
乾燥した冷暗所で保存する。