'Olympia' Head Lettuce / キク科 Lactuca sativa
名称は日本名で原名は未発表のため明らかではない。
夏場でもトウ立ちしにくい夏レタスの代表品種。 マックソイル型。耐暑性、耐病性強く、極晩抽性。夏作に最適の極早生系優良種。球葉は黄味を帯びた淡緑色。包被・玉しまりの良い豊円球で、500g内外。変形玉が出にくく、良質で食味は抜群。外葉は欠刻が多く、小さめで淡緑色。株はコンパクトでやや立性。
サラダに最適だが、炒めたり味噌汁の実にしてもおいしい。
3~4月
フランス
2024年5月
80%以上
なし
なし
15~20℃、最低温度4℃、上限25℃(25℃以上になると休眠に入る)
高温期は冷蔵庫に1週間程度入れ、低温に遭わせて休眠打破してまくとよい。土は薄くかけ、発芽まで乾かさない。箱まきして移植すると良い。
好光性種子のため覆土は浅めが良い。細かいので覆土せず、土とよく馴染むよう押える程度。
18~23℃前後
長日植物。高温長日条件によって花芽分化、抽苔が進む。レタスの仲間は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。開花後、タンポポと同じように綿毛が出てある程度枯れかかったら刈り取り、防虫網などに包み風通しの良い軒下で乾燥させる。よく乾燥したら揉みほぐして種子を取り出し、風選して夾雑物を飛ばす。
4、5年と比較的長いが高温下での二次休眠に要注意。
種子は高温下では休眠する。(冷蔵処理で休眠打破できる)
レタスのタネは高温期二次休眠に入り、発芽しないことがあるので、播種期まで冷蔵庫で低温保存してください。