Waya Head Lettuce / キク科 Lactuca sativa
明治になってから欧米より日本に渡来した。サラダ菜の中は最も基準となっている品種。強健で栽培し易い。葉色が淡緑色であり、特に高温期の場合は目立つのが欠点。
レタスの仲間では一番作りやすく栄養豊富です。
生食。サラダ。サラダに最適だが、炒めたり味噌汁の実にしてもおいしい。
3~5月、8月下旬~9月
アメリカ
2024年5月
80%以上
なし
なし
酷暑、厳寒期を除き、ほとんど周年栽培可能。
春3~5月。秋9~10月。高温では休眠して生えない。
15~20℃、最低温度4℃、上限25℃(25℃以上になると休眠に入る)
高温長日下で抽苔するが高温多湿だと採種し難い。
好光性種子のため覆土は浅めが良い。細かいので覆土せず、土とよく馴染むよう押える程度。発芽まで乾かさない。
18~23℃前後
高温期は冷蔵庫に一週間程度入れ、低温に遭わせて休眠打破してまくとよい。発芽後新聞紙を取り除き、混んでいる所を間引く。本葉3、4枚で15cm×15cmに定植。酸性土壌を嫌うので、あらかじめかきがら石灰などで中和しておく。
長日植物。高温長日条件によって花芽分化、抽苔が進む。レタスの仲間は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。開花後、タンポポと同じように綿毛が出てある程度枯れかかったら刈り取り、防虫網などに包み風通しの良い軒下で乾燥させる。よく乾燥したら揉みほぐして種子を取り出し、風選して夾雑物を飛ばす。
冷暗所に保存しておけば4、5年保つ。
収穫直後から高温下では休眠を現す。(低温で打破)
高温にあうと二次休眠に入ってしまうので注意。