Red Round Salad-na / キク科 Lactuca sativa
本種は葉先の赤色と中心部の緑色が美しい、サラダ菜タイプの品種である。葉は丸葉で葉面がやや波打つ。葉肉は厚くやわらかで、食味良く品質に優れる。耐暑性、耐寒性に優れ、抽苔も比較的遅く、周年栽培が可能。
生食、サラダに最適だが、炒めたり味噌汁の実にしてもおいしい。
春、秋
アメリカ
2024年5月
80%以上
なし
チウラム剤粉衣1回
1〜3月、8〜10月中旬
15~20℃、最低温度4℃、上限25℃(25℃以上になると休眠に入る)
種が細かく軽いので必ず箱まきし、育苗苗を定植する。
好光性種子のため覆土は浅めが良い。細かいので覆土せず、土とよく馴染むよう押える程度。発芽まで乾かさない。
18~23℃前後
本葉3〜4枚の若苗を定植して株を大きく育てる。元肥を中心とする。高温期の栽培は発芽斉一化を図る。葉の赤色の発色は、高温期の栽培ではやや淡くなる。株間は25cm位で2条植えが適当。
長日植物。高温長日条件によって花芽分化、抽苔が進む。レタスの仲間は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。開花後、タンポポと同じように綿毛が出てある程度枯れかかったら刈り取り、防虫網などに包み風通しの良い軒下で乾燥させる。よく乾燥したら揉みほぐして種子を取り出し、風選して夾雑物を飛ばす。
冷暗所に保存しておけば4、5年保つ。
種子は高温下では休眠する。(冷蔵処理で休眠打破できる)
高温にあうと二次休眠に入ってしまうので注意。