Summer Best EX Head Lettuce / キク科 Lactuca sativa
晩抽系で耐暑、耐病性にすぐれ、高温期の栽培に特性を発揮する早生種。外葉は濃緑色で欠刻は深い。草姿はコンパクトで、密植栽培に適し、栽培が容易である。球は腰高豊円の中球で、葉肉は厚く、日持ちがよく、不良条件下での変形球の発生も少なく、球揃い抜群で市場性が高い。熟期は適期栽培で、播種後60~65日で収穫できる。冷涼地の夏秋どり、平暖地の初夏どり、秋どり栽培に好適する。
サラダに最適だが、炒めたり味噌汁の実にしてもおいしい。
3~4月中旬、8月
チリ
2024年6月
80%以上
なし
なし
15~20℃、最低温度4℃、上限25℃(25℃以上になると休眠に入る)
種が細かいので浅箱に薄まきし苗を育てる。移植は容易。
好光性種子のため覆土は浅めが良い。細かいので覆土せず、土とよく馴染むよう押える程度。発芽まで乾かさない。
18~23℃前後
本葉4~5枚の若苗定植を励行し、活着と初期生育の促進を図る。生育期間が短いので、元肥中心とする。
長日植物。高温長日条件によって花芽分化、抽苔が進む。レタスの仲間は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。開花後、タンポポと同じように綿毛が出てある程度枯れかかったら刈り取り、防虫網などに包み風通しの良い軒下で乾燥させる。よく乾燥したら揉みほぐして種子を取り出し、風選して夾雑物を飛ばす。
4、5年と比較的長いが高温下での二次休眠に要注意。
種子は高温下では休眠する。(冷蔵処理で休眠打破できる)
乾燥した冷暗所で保存する。