Cyao Cyao Leaf Lettuce / キク科 Lactuca sativa
サラダ菜が結球レタスの葉質になったような形質。茎部の葉は重なるが、玉レタスのように巻かないので一枚ずつ容易に剥がせる。葉肉が厚く料理後も食感が残り、日持ちも良い。根が強く、耐暑性・晩抽性に優れほぼ周年栽培ができる。淡鮮緑色で葉数多い(700gサイズだと40~45枚程度、一般的なリーフ系の1.3~1.4倍)
パリッとした食感が良く、サラダはもちろん炒め物・鍋物にも好適。中肋部は特に玉レタスに近い肉感と食感を楽しめる。
春、秋
台湾
2024年2月
80%以上
なし
なし
定植後35~50日で収穫可能。300~600gまで好みに合わせて収穫。
一般地では、3~5月蒔きの5月中旬~8月上旬収穫。8~9月蒔きの10~12月収穫となる。ベタがけ等の利用により作型を広げる事が可能。
15~20℃、最低温度4℃、上限25℃(25℃以上になると休眠に入る)
好光性種子のため覆土は浅めが良い。細かいので覆土せず、土とよく馴染むよう押える程度。発芽まで乾かさない。
18~23℃前後
定植後35~50日で収穫、株間・条間の調整で仕上げる大きさをコントロールできる。株間・条間15cm×15cmで約300g、30cm×30cmで約700g。初夏から夏の定植は活着と生育が進むように特に留意する。
長日植物。高温長日条件によって花芽分化、抽苔が進む。レタスの仲間は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。開花後、タンポポと同じように綿毛が出てある程度枯れかかったら刈り取り、防虫網などに包み風通しの良い軒下で乾燥させる。よく乾燥したら揉みほぐして種子を取り出し、風選して夾雑物を飛ばす。
4、5年と比較的長いが高温下での二次休眠に要注意。
種子は高温下では休眠する。(冷蔵処理で休眠打破できる)