Habanero Red Chili Pepper / ナス科 Capsicum chinense Jacq.
キューバが起源といわれており、そこからユカタン半島に広がった。日本で栽培されるようになったのは、2000年以後である。
世界一辛い唐辛子といわれるハバネロの中でも一番辛い赤色品種。(幼果は緑) ハバネロは猛烈に辛いだけでなく、柑橘系のフルーティな香りもある。果実の大きさは4×2.5cm。栽培は普通の唐辛子と同じで作りやすい。
香辛料。激辛スナック「暴君ハバネロ」に使われて有名。辛さはハラペーニョの80倍、タバスコの10倍という。 極めて刺激の強い作物なので、猫も近寄らないという。当然、猪など害獣防除効果も大きいと思われる。
4、5月
インド
2024年1月
75%以上
なし
なし
9月~11月。(霜が降りる頃まで)
地温日中25℃夜間17℃以上
光線が当たらず、多少温度変化があったほうが良い。
タネが隠れ発芽までの2週間湿度がとれる程度。
15〜35℃
5月中旬、5、60cm間隔に定植。高さ60cmで最初の開花が見られるが、この頃頂芽を摘み、3本仕立てで育てる。次々開花する花の3つに一つくらいに実が付き、緑の幼果が1か月で熟してオレンジになったら収穫する。収穫の際、樹液が手に付くと痛いので、手袋をして皮膚を保護する。
完熟果を10日追熟し切開いて種を出す。水洗はしない。(種に触った手をそのままにしておくとかぶれることがある。触った後は手をよく水洗いしておくこと)
ナス科植物の中では比較的短命(2、3年)である。
完熟した種に休眠期は無い。
よく自然乾燥したら低温低湿度の場所に保管する。