Bhut Jolokia, Ghost Chili Pepper / ナス科 Capsicum chinense × Capsicum frutescens
インド北東部生まれの激辛トウガラシ。
世界で最も辛い唐辛子のうちの一つ。初期生育は遅いが、適地では草丈は100cm以上に達する。果長4cm位で果皮は熟すと赤色になる。 実や種を触った手が目などの粘膜に触れると炎症を起こす恐れがありますので、ご注意ください。
オイル漬けなどにしてチャツネ、ピクルス、カレーの辛味つけに。スモーキーな風味が人気で、激辛BBQソースの原料として定番となっている。辛さはタバスコの400倍という。極めて刺激の強い作物なので、猫も近寄らないという。当然、猪など害獣防除効果も大きいと思われる。
3〜4月(温床)5月(直播)
インド
2024年1月
80%以上
なし
なし
9月〜11月(霜が降りる頃まで)。定植から100〜120日。
3〜4月(温床)5月(直播)
地温日中25℃夜間17℃位(変温処理が必要)
温度変化があったほうが良い。
タネが隠れ発芽までの2週間湿度がとれる程度。
20〜30℃
5月中旬、60cm間隔に定植。高さ60cmで最初の開花が見られるが、この頃頂芽を摘み、3本仕立てで育てる。次々開花する花の3つに一つくらいに実が付き、緑の幼果が1か月で熟して赤色になったら収穫する。収穫の際、樹液が手に付くと痛いので、手袋をして皮膚を保護する。
完熟果を10日追熟し切開いて種を出す。水洗はしない。(種に触った手をそのままにしておくとかぶれることがある。触った後は手をよく水洗いしておくこと)
ナス科植物の中では比較的短命(2、3年)である。
完熟した種に休眠期は無い。
よく自然乾燥したら低温低湿度の場所に保管する。