Kikara Kosho, Banana Nanban Chili Pepper / ナス科 Capsicum annuum
トウガラシは南米原産。1492年コロンブスのアメリカ大陸到達でヨーロッパに伝わり、1600年頃ポルトガルから日本に渡来した。本種は別名黄こしょうとも呼ばれる長野県松本、安曇方面から東北信で作られている珍しい唐辛子。来歴は不明。
草丈は70〜80cm、葉は中型で果は最初上向きで後に下向きになる。
肉厚で辛味は中辛でみずみずしく、生食ができ、煮ても焼いても又辛子味噌にしても風味があり美味しい。
2〜4月(温床)5月(直播)
長野県
2024年12月
75%以上
なし
なし
6月中旬〜10月。
温床育苗の場合2、3月。露地まきの場合5月。
25〜30℃
日光が当たらず、多少温度変化があったほうがいい。
タネが隠れ発芽までの2週間程度、湿度を保てるよう。
20〜30℃
晩霜の心配が無くなってからポリマルチで地温を高め、畦幅90cm、株間45cm位に定植する。高温を好むので初期の生育を促進させ大苗を定植すれば初期収量が増加する。なお5月以後、地温が上がってからなら露地で直播き栽培もできる。
完熟果を収穫後数日追熟し、手で切り開いて種子を取り出して陰干し乾燥する。トウガラシ類の種は熟しても浮くので水洗しない。自家受粉性だが、訪花昆虫が多いため交雑することも。
ナス科作物の中では比較的短命(2、3年)である。
ない。
よく陰干し乾燥したら低温低湿度の場所で保管する。