Senshu Yellow Onion / ヒガンバナ科 Allium cepa
明治19年頃、大阪府泉南郡田尻村の今井佐次郎がイエローダンバースから改良し、日本で最初に育成された玉葱である。
中甲高で大型の黄玉葱。大きくみずみずしく甘味があって美味しい。ただ、貯蔵性はそれほどよくない。(10月位に萌芽する) ご注意/玉葱の種は最も寿命が短いので、9月の播種期まで冷蔵庫に保管してください。
煮物、炒め物、その他タマネギ料理全般。
9月初中旬
イタリア
2024年6月
70%以上
なし
なし
5~6月。
関東では9月初旬、関西ではでは9月中旬が標準適期。
最適15~20℃。最低4℃、上限は30℃。
発芽から定植期までは多湿を好む。乾燥させぬこと。
タネが隠れる程度。ワラやモミガラを敷き、灌水する。
最適20〜25℃。寒さに強く-5℃程度まで耐える。球肥大の温度は15〜25℃。暑さには弱く25℃以上になると生育は抑制され、30℃を超えると生育が停止、休眠に入る。
10月下旬~11月初旬に15cm間隔に定植する。定植後、春の肥大期(泉州玉葱は気温が15℃以上で日長が13時間以上長くならないと太り始めない)までは乾燥ぎみが良い。定植期までに大苗にしすぎると、春のトウ立ちが多くなるので注意する。
良い母球を貯蔵し、玉葱苗を植える10月下旬植頃まで萌芽しないものを選び、畝間1m、株間30cmに一条植えする。翌春開花結実させて採種。受粉時期に雨に当たらぬよう注意。
短命種の代表格。高温多湿下では2年ともたない。
休眠期は無いが、環境変化に最も弱い種子である。
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。