Shonan Red Onion / ヒガンバナ科 Allium cepa
1954年アメリカから持ち帰った赤皮品種を神奈川県農業技術センターが改良育成、1961年発表。神奈川県種苗協同組合販売。小田原市東部や足柄上郡中井町などの山間地域や水田裏作に多く栽培されてきた。
甘味と水分に富み、辛味や刺激臭、繊維質少なく、生で食べるのに適した赤玉葱。柔らかいので煮食に適さず(煮崩れる)、萌芽も早いので貯蔵性は低い。 ご注意/玉葱の種は最も寿命が短いので、9月の播種期まで冷蔵庫に保管してください。
サラダ、生食用。
9月20日頃
イタリア
2024年6月
75%以上
なし
なし
6月中旬。茎の倒伏を待たずに収穫し吊して保存する。
9月20日頃(生育旺盛なので遅まき気味が良い)
最適15~20℃。最低4℃、上限は30℃。
発芽から定植期までは多湿を好む。乾燥させぬこと。
タネが隠れる程度。ワラやモミガラを敷き、灌水する。
最適20〜25℃。寒さに強く-5℃程度まで耐える。球肥大の温度は15〜25℃。暑さには弱く25℃以上になると生育は抑制され、30℃を超えると生育が停止、休眠に入る。
多肥(特にチッソ)栽培は不可。栽培は不可。10月下旬~11月初旬に15cm間隔に定植。定植期までに大苗にしすぎると、春のトウ立ちが多くなる。定植後、春の肥大期までは乾燥ぎみが良い。貯蔵性が低いので収穫は晴天を見計らって葉の青いうち早めに行い、風通しのよい場所に吊るして保存する。
よくできた母球を保存し、秋に30cm間隔に植え直す。翌春開花させて採種する。降雨にあうと結実しない。玉葱同士では交雑するが、葱とは交雑しない。
短命種の代表格。高温多湿下では2年ともたない。
休眠期は無いが、環境変化に最も弱い種子である。
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。