Non-cooler Onion / ヒガンバナ科 Allium cepa
ナント種苗吉川義一が育成し、1984年に発表。1986年7月、農水省品種登録第1027号。(1995年をもって15年間の保護期間終了。自家採種可)
5月下旬~6月収穫の中生種。甲高で揃いが良い。固定種玉葱の中で最も貯蔵性が高く、3月一杯まで吊り玉保存して萌芽がほとんど無く冷蔵不要。
玉葱料理一般。球重250〜350g。 ご注意/玉葱の種は最も寿命が短いので、9月の播種期まで冷蔵庫に保管してください。
9月
イタリア
2024年3月
70%以上
なし
なし
5月下旬~6月。茎葉が倒伏後収穫し、軒下に吊して保存する。
寒地で9月初旬、中間地9月中旬、暖地9月下旬。
最適15~20℃。最低4℃、上限は30℃。
発芽から定植期までは多湿を好む。乾燥させぬこと。
種が隠れる程度。藁や籾殻を敷き、灌水すると良い。
最適20〜25℃。寒さに強く-5℃程度まで耐える。球肥大の温度は15〜25℃。暑さには弱く25℃以上になると生育は抑制され、30℃を超えると生育が停止、休眠に入る。
冷床で育苗し、10月下旬~11月初旬に15cm間隔に定植する。霜柱で定植した苗が浮き上がらないように注意する。定植後、春の肥大期までは乾燥ぎみが良い。定植期までに大苗にしすぎると、春のトウ立ちが多くなるので注意。
良い母球を貯蔵し、玉葱苗を植える10月下旬植頃まで萌芽しないものを選び、畝間1m、株間30cmに一条植えする。翌春開花結実させて採種。受粉時期に雨に当たらぬよう注意。
玉葱は短命種の代表。高温多湿(常温)下では2年ともたない。
休眠期は無いが、温度変化に最も弱い種子である。
非常に寿命が短い。茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。