Kyoto Kujo Bunching Onion / ヒガンバナ科 Allium fistulosum
万能葱の元祖。細葱から太葱までやわらかい葉葱。九条葱のうちの相黒系で葉は濃緑で太茎、葉身部や葉鞘部は柔軟で食味よく香り高い。草丈は60cm位で、3~4本に分けつする。耐暑、耐寒性に秀れ、冬にも休眠せず生長をつづけ、10~3月頃の収穫に適し、収量も極めて多い。小葱用としては濃緑色で伸長性が旺盛なので、周年栽培ができる。草勢強く、作り易く、家庭菜園に最適です。
厚肉でやわらかく香気があり、薬味用、和え物にもおいしく栄養価も高い。
周年
イタリア
2024年5月
75%以上
なし
なし
周年
15~20℃、最低温度1〜4℃、上限33℃
短冊型の播種床(冷床)に筋蒔き。
土をかけすぎないこと。土の代りにモミガラ等で覆うと良い。
(移植栽培の場合) 秋蒔きでは、播種が遅れると寒害、乾燥害を受けやすいので注意する。早過ぎると大苗となり、翌春抽苔が多く生育分けつが妨げられる。秋蒔きでは、播種が遅れると高温害を受け生育が遅れる。
良いものを残し、春の葱坊主を充実させ種採りする。他花受粉性で虫媒により交雑しやすいので、同種を固めて植え、他品種から隔離(300m以上)する。
短命の部類。(常温保管なら翌年使わぬほうがよい)
充実し充分乾燥した種なら休眠期は無い。
乾燥剤を入れた密封容器で低温低湿度の場所に保存。