Nishida Negi Bunching Onion / ヒガンバナ科 Allium Fistulosum
一本葱の宏太郎葱の育成者、西田宏太郎氏の父君、西田正一氏が完成した「西田葱」。
早期から根元から2、3本に独立分けつするため、収量多く柔らかくて味の良い深谷葱の代表品種。葉は濃緑で耐寒性・伸長性に優れ、春まきで12月から翌春3月まで収穫可能。サビ病・ウイルス病に比較的強く栽培しやすい。
葱料理全般。
春
イタリア
2024年5月
75%以上
なし
なし
12月~3月。
トンネル被覆で2月から。露地で3月下旬~4月。深谷では春まきが主だが秋まきもできる。
15〜30℃
苗を大きく仕立てるため播種床に粗く筋蒔きして苗を育てる。
土をかけすぎない。土の代りにモミガラ等で覆い湿度を保持。
20℃前後(4〜33℃)
育苗日数60日以上で、草丈50cmに育った苗を、畝幅80~90cmに深さ15cmの溝を掘り、株間6~7cmに定植する(根深ネギは加湿に弱いため、排水の良い土壌に)。定植時は肥料を控え、定植後40日位で活着したら、追肥しながら4~5回位に分け11月まで土寄せする。本種はウィルスや赤サビには強い。
良いものを残し、春の葱坊主を充実させ種採りする。葱は交雑しやすいので、他品種の葱坊主が近くに無いか注意する。
短命の部類。(常温保管なら翌年使わぬほうがよい)
充実し充分乾燥した種なら休眠期は無い。
乾燥剤を入れた密封容器で低温低湿度の場所に保存。