Nodoka Ippon Negi / ヒガンバナ科 Allium fistulosum
兵庫県生まれの九条系一本葱。日本三大葱の一つ(商標登録されているため品種名として使用できません)として有名。
軟白部は純白で良く伸び、肉質柔らかく甘味に富み、風味も抜群。分けつ少なく、一本葱としての秀品率が高い。葉は濃緑色で、食味はやわらか。葉も鍋や焼き物に最適。
葱に含まれる硫化アリルはビタミンB1と結合して食物の消化を助けます。他にカルシウムやビタミンA、B、Cも含みます。喉の炎症を鎮めたり、風邪の予防・治療効果があります。また、血行を良くし、体を温める作用もあります。鍋物や焼き物の他、煮込み料理に利用します。
3〜5月
チリ
2023年12月
75%以上
なし
なし
11〜1月
3〜5月
15~20℃、最低温度1〜4℃、上限33℃
平床にバラ蒔きして育苗する。
1cm程度。薄くし、乾燥防止にモミガラ、ワラなどを敷くとよい。
20℃前後
早播きや収穫が遅れたりすると分けつが多くなる恐れがあるので注意する。高温期は病害虫の発生が多いので早めの防除を心掛ける。軟白部を純白にするため、追肥・土寄せは必ず行うようにする。
自家受粉性もあるが、虫媒花なので、半径数百メートル以内に他品種があると交雑しやすい。葱坊主が黒く結実したら刈り取り、陽当たりの良い所で追熟、乾燥し種を外す。
常温保存だと1年程度の短命種子。(冷蔵庫なら数年もつ)
充実し充分乾燥した種なら休眠期は無い。
乾燥剤を入れた密封容器で低温低湿度の場所に保存。