US Harumaki Gosun Carrot / セリ科 Daucus carota L.
輸入種チャンテネー・インプルーブドの一系統と国内五寸人参との交配系より横浜植木種苗が選抜して固定。昭和40年販売開始。
正式名称は、育成元(横浜)植木種苗のUeki Seedを略した「US春蒔五寸人参」 早生系で年内トンネルまきや露地3月まきでも抽苔しにくい。根は濃橙色で根長18~20センチ。やや肩張りのする円筒形で尻部まで肉付き良い。
煮物、炒め物、サラダ、天ぷら、スープ、ジュースなど幅広い。 洋種系ニンジンの赤い色素であるカロチンは、体内でビタミンAに変わる。雄性不稔利用のどんな一代雑種ニンジンよりも味が良い。
3~7月
イタリア
2024年10月
75%以上
なし
チウラム、イプロジオン剤各1回処理済
夏から冬。(播種後100~120日)
春3、4月。夏7、8月。(根が地上に出るので冬越し栽培には不向き)
最適15〜25℃。35℃以上では不良となり、10℃以下では不揃いとなる。
好光性種子なので土をかけ過ぎて真っ暗になると生えない。
しない。代わりにモミがら等を薄くかけ濡らしておくとよい。
最適18〜21℃、地温23〜28℃。収穫時期が高温になると肥大不良となる。
関東での春まきは75cmの畝に2条まきとする。発芽までに25℃で7~10日、10℃以下だと15~30日かかるので、その間乾燥させないこと。間引きは生育初期から3回に分け、最終的に15~20cm間隔にする。高冷地では高温期に大敵の黒葉枯れ病が出にくいので、4~5月まきして8~9月出荷がおもしろい。
土中に埋め越冬させると低温に感じて花芽ができる。虫媒花なので他品種が近くにあると交雑する。白い花傘が熟して黄色くなったら刈り取る。種の毛は布袋に入れて揉むと落ちる。
短い。(冷暗所保存で2、3年)
採種後短期間休眠することがある。
充分乾燥させ乾燥剤と共に密封し冷蔵庫等に保管する。