Two-row Barley / イネ科 Hordeum vulgare L.var. distichon
明治初期にビール醸造用としてヨーロッパより導入。本種は秀明自然農法ネットワークの理事長だった故中村三善氏(埼玉県桶川市)の農園で、無肥料無農薬で生産され続けてきたタネであるが、品種名は不明である。
一般にビール麦と呼ばれる。小麦と比較して早生で栽培しやすいが、耐寒性がやや劣るので、主に関東以西で栽培される。
麦茶等。
10~11月
埼玉県
2024年7月
60%以上 *採種環境条件が厳しかったため、発芽率がやや低くなっております。予めご了承の程、お願い申し上げます。
なし
なし
6月。(梅雨が本格的にならないうちに刈りとる)
11月。(北海道では9月、東北10月)
10〜15℃
ばらまき。すじまき。株まき。
3~5cm。覆土後鎮圧して土と種を密着させる。
3、4℃〜25℃
肥沃で水はけのよい重粘性の中質土壌を最適とするが肥料分が多すぎると倒伏する。根ばりをよくし霜柱の害を防ぐため年内1回、年明け2月までに1回麦踏みする。
刈りとり後脱穀。よく乾燥し充実した種実を選ぶ。
常温3年貯蔵で発芽率40%ぐらいと。
高温期1~3か月程度。
お茶の缶等に入れ、低温低湿度の場所に保管する。