Shunrai Six-row Barley / イネ科 Hordeum vulgare L.emend. Lam.
中近東原産。縄文時代終期までには日本に渡来していた。
米とまぜて麦飯として食べられてきたが、現在は主として麦茶に使われる。品種は「シュンライ(春雷)」。
麦飯、麦茶、麦こがし(はったい粉)、麦味噌。
10~11月
長野県
2024年9月
75%以上
なし
なし
5月下旬~6月上旬。
10~11月。
10~15℃
条間30cmのスジ播き。
3~5cm。覆土後鎮圧して土と種を密着させる。
20℃以下の冷涼な気候.
播種量は条播の場合、10a当り4~5kg。(本種小袋1DLで5坪分程度)肥沃で水はけのよい重粘性の中質土壌を最適とするが肥料分が多すぎると倒伏する。根ばりをよくし霜柱の害を防ぐため年内1回、年明け2月までに1回、麦踏みする。
蝋燭位の硬さで刈り、10日乾燥し脱粒。布袋に入れ揉んでノギを取る。
不詳だが長命と思われる。
採種直後の高温期1~3か月程度の間は発芽せず休眠するという。
よく乾燥し、お茶の缶等に入れ、低温低湿度の場所に保管する。