Oura Gobo Burdock / キク科 Arctium Lappa Linn.
千葉匝瑳郡大浦町原産。江戸以前から成田山新勝寺に奉納され、参詣者に饗されて、その美味なことが全国に知れ渡った。
根長60cmほどの太い短根ゴボウ。(耕土が深いと一メートル程度まで長くなる)太く成長した姿はグロテスクだが、繊維質が少なく肉質は実に柔らかい。京料理など高級料理に使われ、煮物に最適。純系種。
食べると誰でも納得する、日本一おいしいゴボウ。30cmほどの長さに切り、醤油・味醂・砂糖・出汁で甘めに味付けし、とろ火でじっくり煮込む。芯部の空洞に肉など詰めるとより美味。若い葉は葉牛蒡にも向いている。
3~5月
岩手県
2024年5月
80%以上
なし
なし
秋 9~12月(防寒トンネル利用で晩秋まき初夏収穫も可能)
春 3~5月(露地の秋まきでは初夏にトウ立ちします)
20〜25℃
畝間60〜75cm 株間30〜50cm に5〜6粒ずつ点播。
好光性種子なので覆土は薄めに。
20〜30℃前後。比較的耐暑性は強い。
深めに耕し、直播き。本葉3〜4枚で1本立ちにする。長期間畑に置き太くなると中心に空洞ができるが、大根等のスと違い、味は変わらない。肌のヤケや、線虫害予防のため連作を避ける。春どり栽培する場合は、10~11月にトンネル内にまき、桜の開花期まで防寒し寒さに遭わせないようにする。
播種翌年の7月頃アザミに似た大きな花が開花。自家受粉するので交雑の心配はあまりない。開花後一か月ほどで種が充実するので、8月下旬に刈り取り、陰干しして乾燥する。
常温で約2年(やや短命の部類)
有り(種子収穫後の完全乾燥や変温で打破される)
休眠打破のため、種子収穫初期は常温(後は低温低湿度で)保存。