Bihada Gobo Burdock / キク科 Arctium lappa
ゴボウは平安時代に中国から薬草として渡来したという。本種は新潟の種権種苗と岩手の佐藤政行種苗が平成22年12月に品種登録。滝野川牛蒡から見出された表皮が白色の突然変異個体を選抜固定。
滝野川系大長ゴボウから突然変異で生まれた(放射線不使用)表皮が際立って白いゴボウ。アクが非常に少なく、洗いゴボウとして表皮および肉質の白さが持続。根長75~85cmの早生系ながらス入りが遅く小葉で密植可能。
ゴボウ料理全般。果肉にアクが少なく加工前の下処理や調理前のサラシをほとんど必要としないので効率が良い。 農林水産省品種登録第21394号。2010年12月7日取得。以後25年間自家採種を禁じられています。2013年までの「美白牛蒡」から改名。
春、秋
岩手県
2023年12月
80%以上
なし
なし
春播きの場合10、11月収穫。秋播きの場合4月収穫。
春3~5月上旬、秋9月下旬~10月中旬
20〜25℃
畝幅60cmにスジ播きまたは株間10cmに数粒ずつ点播。
好光性なので薄く。吸水後光によって発芽が促進される。覆土後押さえて土と密着させ乾燥を防ぐ。
20〜30℃前後。比較的耐暑性は強い。
畑に未熟な堆肥や小石等障害物があるとまた根になりやすい。播種前に深く耕して根が張りやすい土にしておく。播種後50日位で本葉3、4枚になるので、生育が極端に旺盛な物や弱小のものを除く間引きを行う。肥料を多用する慣行栽培では、ヤケ等の連作障害が起こりやすいので、麦等との輪作体系を考える。
農林水産省品種登録第21394号。2010年12月7日以後25年間、自家採種は禁じられています。
不明だが短いと考えられる。
不明。
低温低湿度の場所に保存。