New Late Komatsuna / アブラナ科 Brassica rapa
東京都江戸川区小松川で江戸時代に生まれた。本種は葛西菜から生れたという小松菜群の中から、埼玉県種苗共同組合が育成。托葉(はかま)少なく、シャクシ状となる。
「小松菜」という名で売られているチンゲンサイなどとの一代雑種群と違い、これが本当の小松菜。柔らかく長期間収穫でき、トウ立ちが遅い晩生種。黄色粒が混じる種子に本品種の特徴がある。
おひたし、煮物、漬物、味噌汁や雑煮、ラーメンの具などなんにでも。生育早いが繊維が強く堅い店売の雑種に比べ味一番。本物は自分で育てないと食べられません。
9、10月
イタリア
2024年6月
85%以上
なし
なし
春まき5、6月。秋蒔き11、12月。50〜90日で収穫。
春彼岸~4月中。秋は9、10月
15~20℃
タネが隠れる程度の深さにスジ蒔き。またはバラ蒔き。
普通 (通常タネの厚みの2、3倍)水気さえあれば生える。
10℃~25℃
発芽後、適宜間引いて育てる。(間引いたものは、つまみ菜として吸い物などに)厳寒期は播種から生育期間中を通じポリトンネルで防寒、酷暑期は寒冷紗等の利用で防虫してやれば、周年栽培可能。ただし、春、あまり早くまき過ぎるとトウ立ちの危険性がある。
菜の花を咲かせ、莢に実がいったら刈り取り、莢から種子を外し乾燥する。自家不和合性なので同品種を複数株用意することと、他のアブラナ科野菜との交雑に注意。
一般菜類に準じ常温で2~3年(やや長命の部類)
種子が完熟し乾燥した後は、休眠期は無い。
よく乾燥し、冷蔵庫など低温低湿度の場所に。