Shinkuro Eggplant / ナス科 Solanum melongena S.
ナスはインド原産。奈良時代に日本渡来。中長果の「真黒ナス」は、埼玉県草加地方で発達した。F1種の父親として使われることが多い。
*採種環境条件が厳しかったため、発芽率が低くなっております。増量しておりますので、多めに播種していただきますよう予めご了承の程お願いいたします。
埼玉生まれで戦前の東京市場を支配していたのが中長の真黒(しんくろ)ナス。 本種は、肥料・農薬を使用しない自然農法で採種したタネ。
漬けて良し。煮て良し。焼いて良し。真黒ナスは万能型のナス。東京という大消費地で支持されていたため、以後のF1ナスがみなこの形になった。F1品種に比べ、皮柔らかく、重量感あり、風味に富んでいる。
2〜4月(温床)5月〜(直播)
栃木県
2024年10月
50%以上 *採種環境条件が厳しかったため、発芽率が低くなっております。増量しておりますので、多めに播種していただきますよう予めご了承の程お願いいたします。
なし
なし
夏から秋。
温床育苗では2月から。直播きの場合は5月以後。
20〜30℃(要変温)
日中30℃前後、夜間20℃前後の温度変化を必要とする。
タネが隠れ発芽までの2週間湿度がとれるように。
最低10℃以上
無肥料栽培すると、根が地中に深く張ってから地上部が育つので、見えている部分の初期生育は非常に遅い。育ち始めると高温乾燥期を除き、秋遅くまでたくましく成り続ける。(高温乾燥期は敷き藁や灌水で水分を補うと良い)無肥料だと虫がほとんど付かず、元来肥料障害である連作も可能となる。
ナスは自家受粉性なのでほとんど交雑しない。(たまに虫媒により交雑する)初期の種果を褐色になるまで枝につけ、収穫後日陰で追熟。柔らかくなったら潰して水洗し日に干す。
長命種子の代表である。(5年以上)
休眠期は無い。
1日日に干し、1週間陰干し乾燥後、低温低湿度で保存。