Morioka Santo-na / アブラナ科 Brassica rapa
山東菜は明治時代に中国山東省から日本に導入。半結球の大型山東や、切れ葉、丸葉、べか山東など各地にさまざまな品種が定着している
寒さに強く、4月から9月までまくことができる。葉は美しい淡緑色で、柔らかく美味しい。草勢強く、生育旺盛で、誰でも手軽に栽培できる。播種後50日ぐらいからいつでも収穫できる。
原産地の中国では炒めものに使われていたが、日本では小松菜と並ぶ「おひたし」用の定番菜っぱ。
春、秋
岩手県
2024年6月
85%以上
なし
なし
初夏から年内いっぱい。
桜の開花後から9月(暖地では10月)末まで。
20〜25℃
タネが隠れる程度の深さにスジ蒔き、またはバラ蒔き。
普通 (通常タネの厚みの2~3倍)
20〜25℃
東北に定着した山東菜なので暖地の物に比べて寒さに強いが、越冬栽培には向かない。春早くまくと収穫前にトウ立ちすることがあるので、桜が開花してからまくと良い。気温が高くなってからの栽培は、モンシロチョウやコナガに卵を産みつけられないように注意。(寒冷紗被覆などの効果が高い)
自家不和合なので複数の株を用意する。菜の花を咲かせ、実が登熟したら刈り取り、脱穀し天日乾燥する。他のアブラナ科野菜との交雑に注意。
一般菜類に準じ常温で2~3年(やや長命の部類)
休眠期間は無い。