Hayachine-na / アブラナ科 Brassica rapa
岩手県遠野地方、早池峰山麓の山村の農家に伝承されていた地方野菜。
草勢強健で耐寒性・耐病性が強く栽培容易な茎立菜の一種。低温期の生育が抜群で深緑色の丸葉。肉質柔軟で風味よく特に春先の青菜は最高です。春まきもできトウ立ちも遅い。
煮物、炒め物、漬物等利用範囲が広い野菜です。特に寒さを越えて甘味が増した春先の青菜が美味しい。小松菜などと同様色々工夫して召し上がって下さい。
8~10月
岩手県
2024年6月
80%以上 *採種環境条件が厳しかったため、発芽率がやや低くなっております。予めご了承のほどお願いいたします。
なし
なし
11月~翌年5月。
秋8~10月、春3〜4月
15~20℃前後
通常の菜っぱ類と同じ。(バラまきまたはスジまき)
通常の菜っぱ類と同じ。(種の厚みの2、3倍)
寒さに特に強い
通常の菜類と同じく、適宜間引いて1株立ちにすれば良い。絶滅寸前のところを発見された今まで未知の菜類で、早池峰菜の名は、発見後名付けられた。本種は、採種元が保存のため、少量採種しているだけの非常に貴重な品種です。
交雑防止のため、他のアブラナ科野菜から隔離し、菜の花を咲かせ、種が完熟し莢が褐色になったら刈り取り、干して乾燥させ、莢から脱粒して採種。
2~3年。(やや長命の部類)
完熟後よく乾燥した種に休眠期は無い。
よく乾燥して冷蔵庫等低温低湿度の場所に保存する。