New Kuromizuna Komatsuna / アブラナ科 Brassica rapa
小松菜は、江戸時代、東京都江戸川区小松川で葛西菜から生まれた。本種は、小松菜を水菜と呼ぶ地域の黒葉系から日本農林社が育成。
葉色が黒く(濃緑色)で光沢があり、特に抽苔が遅い大晩生小松菜。葉型は長形ではかまが少々付く。周年栽培できるが、秋まき春どり栽培で晩抽性の特性を発揮するので、2~4月の出荷用に向く。
おひたし、煮物、漬物、味噌汁や雑煮、ラーメンの具など何にでも。生育早いが繊維が強く堅い一代雑種に比べ、固定種は味一番。本物の小松菜は自分で育てないと食べられません。
周年
イタリア
2024年6月
85%以上
なし
なし
周年
周年
15~20℃
タネが隠れる程度の深さにスジ蒔き。またはバラ蒔き。
普通 (通常タネの厚みの2、3倍)水気さえあれば生える。
10~25℃
発芽後、適宜間引いて育てる。(間引いたものは、つまみ菜として吸い物などに)厳寒期は播種から生育期間中を通じポリトンネルで防寒、酷暑期は寒冷紗等の利用で防虫してやれば、周年栽培可能。トウ立ちしにくい品種だが、春、露地で早くまき過ぎ、生育後期に寒さに会うとトウ立ちする危険性がある。
菜の花を咲かせ、莢に実がいったら刈り取り、莢から種子を外し乾燥する。自家不和合性なので同品種を複数株用意することと、他のアブラナ科野菜との交雑に注意。
一般菜類に準じ常温で2~3年(やや長命の部類)
種子が完熟し乾燥した後は、休眠期は無い。
よく乾燥し、冷蔵庫など低温低湿度の場所に。