Wasabi-na / アブラナ科 Brassica juncea(L.)Czern.
九州の在来からし菜より中原採種場が選抜固定して育成。
葉の全縁に切れ込みがある葉辛子菜。外葉を掻きながら収穫する。独特のさっぱりした辛味が、サラダやサンドイッチに合って美味。加熱してもクタッとならないので、鍋の具材にも向いている。
千切って胡瓜やトマト、果物などとドレッシング油で。ハム、チーズなどとサンドイッチに。油炒めも良い。浅漬け用には少し硬い。味噌汁や鍋物にもおいしい。
初夏~秋
福岡県
2024年5月
85%以上
なし
なし
暖地では周年(小株穫り)。寒地では秋~冬。
通常秋蒔き。寒さが厳しくなると甘味が出て辛味が減少する。
20℃前後
細粒種だがけっこう大きく育つので数粒ずつ点播。
土に隠れ発芽まで湿度が保てる程度。
5~20℃
日長でトウ立ちするので、大株にする場合は、夏至を過ぎた7月以後から蒔くこと。(株ごと引き抜いて収穫する小株穫りの場合は4月半ば以後蒔いても良いが、若いうちに穫らないと夏は葉裏の毛が痛い)通常株間15~20cm位で一本立ちとし、掌サイズ(15~20cm程度)に育った外葉を掻きながら収穫する。
複数株の菜の花を開花させ完熟したら刈取り、乾燥後種を莢から外す。(わさび菜は白菜など普通のアブラナ科野菜とは交雑しない。他の辛子菜や高菜とは交雑するので注意)
一般菜類に準じ常温で2~3年(やや長命の部類)
種子収穫後最長6か月休眠する。(1週間程度の低温で打破)
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。