Ohsaki-na / アブラナ科 Brassica rapa
徳川三代将軍家光の時代、寛文年間から栽培が始まったという。
水かけ菜の系統。湧水に恵まれた南魚沼郡大崎地区で、江戸初期から雪の中で山合いの湧き水を利用して水をかけ、雪を融かしながら栽培した。カブ菜の一種で壬生菜とカブ菜の中間という。
おひたし、味噌汁など。豪雪地帯の新潟で冬の貴重な青菜だった。
9〜10月
インド
2024年6月
85%以上
なし
なし
冬期。12月に大型トンネルを掛けると1月にはとうが伸びてくるので、通路に地下の湧き水を流して雪をとかし、3月いっぱい収穫する。
9〜10月
20℃前後
通常の菜っぱ類と同じ。(種の厚みの2、3倍)
5~20℃(小松菜よりも耐寒性は強い)
よく分けつするので、同一株から根元を順次掻き取ると、冬中出荷を続けることができるという。
採種株の菜の花を開花させ完熟したら刈取り、乾燥後種を莢から外す。
一般菜類に準じ常温で2~3年(やや長命の部類)
完熟後は休眠しない。
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。