Kizakino Rape / アブラナ科 Brassica napus
農水省東北農業試験場(盛岡)が「東北72号」を母に。「Rapora」を父にした雑種後代から選抜固定した「東北84(農林47)号」を平成2年命名。
大量に摂取すると心臓によくないといわれるエルシン酸(不飽和脂肪酸)を含まない食油用菜種品種。耐病性に優れ多収。1992年6月農水省品種登録3112号(以後15年経過し登録期間満了=自家採種できます)
天ぷら油などの食用油用。 最近「菜の花プロジェクト」と称する景観用途に使われることも多い。
9月中~10月
青森県
2024年8月
75%以上 *採種環境条件が厳しかったため、発芽率が低くなっております。1割増量しておりますので、多めに播種していただきますようお願いいたします。
なし
なし
6、7月(菜種梅雨の頃)。菜の花の開花期は3月下旬~4月。
北海道・東北は9月上旬。他は9月中~10月。
20℃前後
標準播種量/スジまき10a当たり500g。バラまきは同1kg。
ごく薄く1~2cm。(3cm以上だと発芽不良になりやすい)
5〜20℃
幼苗期は湿害に弱いので排水を良くする。混み過ぎて発芽した時は本葉3枚位で10~15cm間隔に間引く。高畝にスジまきした場合、本葉5枚頃に雑草防止を兼ねて中耕・土寄せする。草丈が高くなりがちなので肥料のやり過ぎは禁物(倒伏防止)莢がからからに乾くと種がこぼれるので、それ以前に刈り取る。
西洋油菜(Brassica napus)なので、日本の白菜等和種アブラナ科野菜(Brassica rapa)とは交雑しにくいはずだが、「他のアブラナ科と交雑するとエルシン酸が増えるので注意」と言う。
やや長命の部類。常温で2、3年。
ない。
よく乾燥して低温低湿度の場所に保管する。